LIQUIDROOMのフロアを静かに埋め尽くすのは、クリアで繊細な音の粒子たち。LIQUIDROOMが新たにはじめる不定期パーティ〈SILENCERS〉。その日、そこに集う人々は集中力が導きだす極上の“静けさ”のなかで、美しいサウンドを体感する。それを可能にするのは、アーティスト=“SILENCERS”が作り出す“静けさ”を支配するほどの、唯一無二のサウンド。
慌ただしい日常をリセットする週末の深夜。そのとき望むサウンドは、なにも熱狂のダンス・ミュージックだけではないはずだ。部屋や車で、散歩をしながらの携帯プレイヤーで、ときには美しく、 静かなサウンドを聴き、日常への滋養となるようなリラックスした身体、そして深い思考の時間を作り出してる。まさに“SILENCERS”のサウンドはそんなときにはうってつけのものと言えるだろう。
この日、LIQUIDROOMは、極上のリスニング・ルームへと姿を変える。フロアに並べられたソファに身を埋め、LIQUIDROOMの巨大スピーカーから生み出される音楽を聴きこむリスナーたちが集う。恐らく、世界中を見回しても、こんな真夜中の音楽の集いはなかなか存在しない。
この新たな試みの、第1弾として登場願うのはagraph。石野卓球の右腕のアシスタントとしてキャリアを紡ぎなが
ら、ソロ・アーティスととしてすばらしい才能を発揮しはじめている。
agraphのサウンドは、ことばのない、一辺の美しい叙情詩のようである。その20代半ばという年齢が信じられないほど、その作品のクオリティは高い。エイフェックス・ツインやグローバル・コミニケーション、ブラック・ドッグ、または砂原良徳といったアーティストたちと、同質の輝きすら感じるものだ。そしてこのたび2年ぶりにリリースされたセカンド『equal』は、ファーストの『a day, phases』と同様、すでにクラシカルな風格さえ持った、極上のチルアウト・テクノになっている。
当日、agraphが最高のライヴへ向けて、入念なるサウンド・メイキングを行っている間、一足先にオープンする2FのLIQUID LOFTでは、agraphとゆかりあるアーティストが音楽をサーヴする。そしてライヴ直前のLIQUIDROOMは神秘的なまでに静寂が支配しているはずだ。無音のなかから、agraphのライヴが立ち上がる。
LIQUIDROOMのフロアの暗闇に横たわる、神秘的なまでに美しく響く、極上の音のマエストロたちが作り出す“静けさ”をぜひ体験して欲しい。
■agraph
agraph(アグラフ)-牛尾憲輔。2003年より石野卓球/電気グルーヴ/RYUKYUDISKO/DISCO TWINSの制作、ライブなどをサポートしつつ2008年にデビューアルバムとなる“a day, phases”を発表。
その緻密かつ温かいサウンドが各方面で高い評価を得る。
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+20歳未満の方のご入場はお断り致します。年齢確認のため、顔写真付きの公的身分証明書をご持参下さい。
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