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The M and M Mixes Vol.3" CD Release Japan Tour

船橋ORANGEがお送りする、シーンの重要人物招聘企画第3弾。

第1弾はDJ YakoのGoing back to my rootsということでDJ Moo(CONSCIOUSNESS)

第2弾は日本が世界に誇るDJ/Producer、Dazzle Drums。

そして今回第3弾、まさかのLegend登場です。
NYディスコ/ダンスミュージック界の生きる伝説!
シーン最後の大物、ジョン・モラレスの初来日が遂に実現!!

新潟、東京に続きツアー最終日に船橋ORANGEのDJブースにご登壇!!!

この機会をお見逃しなく!!!


JOHN MORALES "The M+M Mixes Vol. 3" CD Release Japan Tour 「Story Teller 」

2013年6月16日(日)

17:00-24:00

HOUSE,DISCO

Door:2500円/1D
w/f:2000円/1D

[GUEST DJ]
John Morales (M+M Mix Productions)

[DJ]
Yako




『偉大な音の魔術師~凄腕才能の職人』
John Morales (M+M Mix Productions)

オリジナルの音を最大限に生かし、必要最低限な要素を加えることで、最高の作品に創り上げる...という「哲学」。
盟友Sergio MunzibaiとのM&M名義での作品を含め、星の数ほどの名曲を世に送り出してきたJohn Morales。一連のサルソウル作品から、Aretha Franklin、DeBarge、Hall & OatesそしてThe Rolling Stonesまで、80年代のリミックス文化に大いなる影響を与え、その方法論を確立した先駆者の1人であると言えよう。
ブロンクスで生まれた彼は、わずか12歳の若さで地元のレコードショップで働きはじめる。そして後にはじめたDJでの評判が高くなるにつれ、かの有名なStudio 54など多くのクラブでプレイすることになる。当時の曲のほとんどは3分以内の長さだったため、他の多くのDJがそうしたように、彼もクラブでのプレイ用に自らメドレーやエディットを作りはじめる。当初はTEACのカセットデッキのポーズボタンを駆使して独学で編集を行い、ひたすらエディット制作に多くの時間を費やす内に、ミックス手法の基礎を築き上げた。「テープからの細かい音源を繋ぎ合わせて曲を作るスタイルの編集は、時間もかかるし簡単ではなかったけれど、それによって充分クリエイティブなものを作ることができた。昔を振り返ってみると、その作業が今の自分にとってすごく重要だったんだ」と彼は言う。「自分のやりたいことや、エディットの方法とかを教えてくれたという感じだね。そのおかげで、実際のスタジオでの作業もスムーズにできたし、一緒に働いていたエンジニアたちも驚いていたよ」
そして後に、NYディスコサウンドの立役者Greg CarmichaelとPatrick Adamsの目に留まることとなる。彼の名が初めてクレジットに載ったのは、Jocelyn BrownがリードヴォーカルをつとめるサルソウルのプロジェクトInner Lifeの「I’m Caught Up (In A One Night Love Affair)」でのミックスだった。そして当時のニューヨークで大きな影響力を持っていたラジオ局WBLSを訪れたとき、その後の彼の人生を華々しく変えることとなる重要なパートナーと出会う。それがキューバ生まれのSergio Munzibaiであった。その出会いは、次のステージへの幕開けとも言える運命的なものだった。1982年より、彼らは最強のパートナーとして共に働きはじめ、彼らが手がけるミックスでは“M&M”の名義を使うようになった。
The Fantastic Aleems 「Get Down Friday Night」、Class Action 「Weekend」、Jocelyn Brown 「Somebody Else’s Guy」、DeBarge 「Rhythm Of The Night」、Harold Faltermeyer 「Alex F」、Shakatak 「Down On The Street」、Miami Sound Machine 「Dr. Beat」、The Temptations 「Treat Her Like A Lady」などをはじめ、Tina Turner、The Rolling Stones、Spandau Ballet、Aretha Franklin、Shalamar、Hall & Oates、Dan Hartman、Candi Staton、Melba Moore、Rose Royce、Billy Ocean、Debbie Gibson、Odyssey、The Commodores、Peter Schilling、Rod Stewart等、80年代から90年代初頭にかけて多くのメジャー・アーティストらの曲も含め、彼らは650以上もの膨大な数のミックスを手がけることとなった。
Johnが今もなおM&M名義を使うのは、その最高のパートナーへの尊敬と畏敬の念が込められているからである。Sergioは惜しくも1991年この世を去った...。「彼は素晴らしい人間で、かけがえのない親友だったんだ。彼の人生は音楽を愛することに溢れていたし、音楽を生み出すことでいっぱいだった。いつだって、どこにいたって、Sergioは今も音楽を聴いているはずだよ」
音楽に導かれ今なお現役で活躍し続ける彼のDJプレイは、日本でも最も待たれていたものではないだろうか。30年以上の時を経て、遂にそれが実現する。