Miles Maeda
DJとしてのキャリアの始まりはシカゴの伝説的なアンダーグラウンド ・ダンスシーンに初めて登場した1988年に遡る。カレッジラジオから活動をスタートし、90年代初頭のシカゴにおけるレイヴやロフトパーティの発展に貢 献、その独特なサウンドとスタイルが与えた影響は大きい。 その後もクラブでプレイを続け、Shelterや、ごく最近ではSmartbarのレジデントDJとしてDerrick Carter、Mark Farina、Colette、DJ Heatherらと共に活動。90年代半ばには拠点をカリフォルニアへ移し、ヨガと瞑想を学び始めるが、この事は彼の音楽性の発展に大きな影響を与えた。音楽制作を始めるきっかけとなり、また同時に世界中を旅する機会を得るのである。間もなくそのスタイルはハイブリッドなハウスミュージックの融合(西海岸の感性と完璧なシカゴ・スタイルが混ざり合った)として知られるようになり、[Amenti]、[Kolour]や[Greenhouse]といったレーベルにおける最近の作品でそれを聴くことができるだろう。そして今日、新たな活動の場を東京に移し、アンダーグラウンド ダンスミュージックのみならず、待望のアルバム制作に取り組み始める。また、自身のレコードレーベル[Bopsa]を運営、Love Tempoのメンバーであり、さらにチルアウト/ダウンテンポのマンスリーイベントを企画中。その音楽性が紡ぎ出す旅はどんな未来へと繋がってゆくのか、 ますます目が離せない。
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