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Back Together Again -10 Years After the Closing of Space Lab Yellow- × MEISA FUJISHIRO "90 Nights"

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『東京クラブカルチャーの象徴が愛する仲間とともに復活』

10年前のこの日、トップクラスの知名度を誇る東京のクラブSpace Lab Yellowが、人気絶頂の中でその歴史に幕を下ろした。Frankie Knuckles、Derrick Carter、Kerri Chandler、Larry Heardなど、ハウスシーンのありとあらゆるレジェンドたちを迎えてきたYellowは、クロージングパーティで30時間という超ロングセットを同店ともっとも縁深いDJのひとりに託した。Francois Kだ。

おそらくシーンの中の誰よりも長いキャリアを誇る世界的DJの彼は、ディスコやハウスだけに限定されない多くのダンスミュージックで革新的役割を果たしてきた。Paradise GarageやStudio 54の席巻していた80年代ニューヨークの当事者であり、パーティ Body & Soulを始動した90年代にそれまでの常識を書き換えた存在だ。

そのFrancois Kが伝説的なクラブの閉店から10年の時を経て、あのときと同じ6月23日に帰ってくる。さらにこの日は、Yellowの世界観やFrancois KのDJにふさわしい探求心の持ち主Yoshinori Hayashiもラインアップに加わる。近年を代表する腕利きのレフトフィールダーである彼は、リズム、サンプリング音、サウンドプロセッシングなどの多様な制作要素を織り交ぜて異世界の音楽を生み出している。その大胆な音楽性は、”Going Good”や”Jinn”といったレーベルからのリリースだけでなく、ダンサブルな構造と謎に満ちたサウンドをしなやかに融合させる予測不可能なDJスタイルにも表れている。

Yellowのスピリットを知るUnited Future Organization (U.F.O.) から矢部直に加え、日本テクノ/トランスシーンのレジェンドDJ K.U.D.O. aka ARTIMANや、Francois Kとも縁深いToshiyuki Gotoの参加も決定している。全盛期のYellowにレギュラーを務めた彼らなら当時のアツい空気を忠実に再現してくれるに違いない。さらに、彼らに通じる東京クラブシーンの熱気を記録した写真集 "90 Nights"で話題の藤代冥砂が、未収録写真を含め店内に展示。現代と過去を結びつける貴重な一夜を演出する。