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ORGANIC MUSIC TEN YEARS 2

Synth Sisters (Live)

大阪を拠点にノイズ・シーンとクラブ・シーンをまたにかけ活躍するフィメイル・デュオ、CROSSBREDのRIE LAMBDOLLとMAYUKoによる変名ユニット。神秘的な旋律と反復するGROOVE、何処までも拡張する瞑想空間。CROSSBREDで見られる2人独特の世界観はそのままに、シンセサイザーと声のみで構成された70’sシンセプログレを彷彿させるサイケデリカル・ドローン。2007年に自主レーベルdovailifeよりEP『go to spain with kabamix』、2011年には『milky way』をCDRでリリースし、密かに注目を集める。2014年に同じく自主レーベルより初のアルバムとして『aube』をCDリリースした翌年、DJでも活躍するCHEE SHIMIZU主宰のレーベル17853 Recordsから新たにリマスタリングされアナログ版でリリース、RUSH HOURのディストリビューションにより世界へ発信された。そして2018年春には待望の新作アルバム『Euphoria』がEM recordsより配信、CD、アナログで立て続けにリリースされ話題となる。

SYNTH SISTERS / Euphoria (EM records/2018) now on sale

クラブでもノイズでも隔てなく活動してしまう希有なデュオ、Rie LambdollとMAYUKoの電子音楽ユニット、シンセ・シスターズ待望の新作。自由度の高い電子音素描集といえる前作『Aube』(2014)から一転、この『Euphoria』は、特定のイメージ(Euphoria)を主題にシンセとヴォイスのみで造り出されたトータル・アルバムだ。と言っても、アンビエントでも癒しのニューエイジ音楽でもメディテーション音楽でもない。プログレでもなければヴェイパーウェイヴでもテクノでもない。これは2020年代を目前にした今、アンダーグラウンド発の、ニッポン・シンセミュージックの深化を証明し、未来を切り開くものだ。また、クラブ爆音再生、BGM、ホームリスニング等、再生音量の度合いでガラッと表情を変えてしまう作品でもあり、各状況に応対するこの品質の高さは、第三のメンバーと言って過言でないエンジニアのKabamixの手腕だ。LP/CD/配信で発売中。装丁:木村銀次。

Unit aa (Live)

シタール奏者ヨシダダイキチとタブラ奏者きゅうりによるデュオ・ユニット。アジア音楽のロジックを軸としながらも、それを分解・再構築することで映像的な音空間を作り出す。シタールとタブラの演奏を基盤としながらも、そこに電子音やエフェクトを加えた独自のサウンドは、各方面で好評を博している。1stアルバム『a a』を発売中。また、アルゼンチン音響派フェルナルド・カブサッキ、波紋音演奏家の永田砂知子、パーカッショニスト岡部洋一などのゲストを加えた編成でも活動している。
https://www.unit-aa.com

ヨシダダイキチ Yoshidadaikiti (Sitar)

1996年からインドにてシタールとインド音楽を学ぶ。ウスタッド・シュジャート・カーン(Ustad Shujaat Khan)の弟子。YOSHIMI(ボアダムス/ooioo)とのユニット<saicobaba>を結成し5枚のCDをリリース。様々なアジア楽器のポリリズムと歌唱法を取り入れた<AlayaVijana>を結成し5枚のCDをリリース。シタール5~30台を使ったユニット<sitaar-tah>を結成しニューヨークachiverecord/importantrecordより2枚のCDをリリース。日本のレーベルからオリジナルアルバム『Tah!』をリリース。UAのアルバム『ファティマとセミラ』、『テュリ』、『タラ』を楽曲提供、プロデュース。奄美民謡の朝崎郁恵のアルバム『はまさき』を、インド楽器、バリ・ガムランなど多彩なアジア音楽でアレンジしたアルバムをプロデュース。秋田民謡・梅若会、アルナングシュ・チョドリィ、アビマン・カウシャル、アリフ・カーン、スダマニ、ヘナード・モタ、パトリシア・ロバート、ジム・オルーク、デバシシュ・バッタチャリア、フェルナンド・カブサッキほか多様なジャンルの音楽家と共演。台湾、中国、韓国、インド等公演。
https://www.yoshidadaikiti.net

KyuRi (Tabla & Machine)

タブラをインド国内外で活躍するArunangshu Chaudhury氏に師事し、インド、韓国、台湾をはじめ諸外国での公演を行っている。日本においては、タブラと電子音を組合わせたソロ活動やシタール奏者ヨシダダイキチとパーカッショニスト岡部洋一とのユニット活動のほか、アンビエント音楽家Chihei Hatakeyamaや、モジュラーシンセ100Take、Light Painterのハラタアツシ、画家の日下部泰生などと、垣根なく活動中。また、インドから古典音楽演奏家を招聘し、文化交流公演の企画・共演も精力的に行なっている。
https://www.kyuri-tabla.com/