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SOI48 VOL.30 TAPES+7FO

2018年秋のSoi48パーティーに一発目はカセットテープとリズムボックス、カシオトーンを武器に新感覚のデジタルダンスホール、ベース・ミュージックを制作するロンドンの若き才能TAPESを招聘。DJ SOTOFETTとのコラヴォレーションやHONEST JONSからのリリースなどダブと最先端クラブ・ミュージックを繋げるパイオニア的存在でカセット・テープを使用したライブはとにかくヤバイの一言。さ・ら・に・現在最も注目されているレーベルBOKEH VERSIONS、RVNGからのリリースで話題の日本人トラックメイカー7FOもゲスト参戦!アンビエント~ニューエイジなシンセ・エレクトロニクスを天然のエスニックさでダブ~レゲエっぽく処理する技はまさに2018年旬のサウンドで必見。
TV出演で話題沸騰の俚謡山脈、OMK活動で新たなディグをスタートさせたSoi48もスペシャルなセットを用意しています。Soi48パーティーでしか体験できないスペシャルな一夜。皆様ご見逃しなく!


■TAPES (Jahtari/EM Records)
 ロンドン出身の天才的クリエイター、ジャクソン・ベイリーのソロ・ユニット。デジタル・ダンスホールの雄、Jahtariから衝撃のデビューを飾り、カセットテープを演奏・録音ツールに使ってあえて音質を劣化させ、かつズレまくった演奏手法をもって、画一化しつつあったダンスホール・シーンに風穴を開けたのは記憶に新しいところ。彼はエレクトロニック・ミュージック全般を視野に入れたバランス感覚に優れ、この数年は主にテクノ系の人気ユニット、Rezetteの一員として活躍。テープスとしては最近インディアン・ラーガに傾倒した音源を制作しわけがわからないが、今回の来日でもいったい何が飛び出してくるのか期待大だ。Tapesの主要作品は1stフル・アルバム『No Broken Hearts on This Factory’s Floor』[EM Records/Corner Stone Music, CD & 2LP]で要チェック!


■7FO (Bokeh Versions/RVNG/EM Records)
 2010年から活動する電子音楽家。数枚の自主リリース、アート展示での環境/効果音等の制作を経て、2016年にニューヨークのRVNG Intl.傘下レーベルからカセット・アルバムを発表。続いてBokeh Versions、Metronといった海外レーベルの依頼で作品を発表し主にアーティスト達から高い評価を受ける。その動向に熱い注目が集まる中、2018年9月にエム・レコードから新作アルバム『竜のぬけがら』[EM1178CD/LP/digital]をリリース。ライブが稀なアーティストだけに、今回の演奏は見逃せない。

■俚謡山脈(Riyo Mountains)[ムード山+TAKUMI SAITO]
 世界各国の音楽がプレイされるDJ パーティ「Soi48」内で活動する日本民謡を愛する2人組DJユニット。日本各地の民謡を収集/リサーチし、DJプレイしたりCDやレコードの再発を手掛けている。主なリリースにMIXシリーズ「俚謡山脈 MIX VOL.1」~「VOL.4」、「田中重雄宮司/弓神楽」(監修/エムレコード)、「境石投げ踊り」(監修/エムレコード)など。ロンドンのインターネットラジオNTS LIVEに日本民謡だけで構成されたMIXを提供。農民ダイナマイト(山梨県)、大和町八幡神社大盆踊り会(東京)など各地のパーティーにDJで参加。

■Soi48パーティーとは?
 DJユニットSoi48がオーガナイズを担当。同名で新宿歌舞伎町にて不定期開催しているパーティー。元々はタイ音楽を爆音でDJプレイして踊りたいというコンセプトではじまったが、旅行先で出会ったレコード、カセット、CD、VCD、USBが増えるにつれ、アジア、中東、アフリカ、日本とプレイする音楽のエリアが拡大。Brian Shimkovitz(AWESOME TAPES FROM AFRICA)、Zack Bar(FORTUNA RECORDS)からモーラム歌手アンカナーン・クンチャイ、弓神楽ただ一人の後継者、田中律子宮司、タイ人ラッパーJUUなど個性的なゲストを招いてのパーティーは大きな反響を呼び英Wire Magazineにも紹介された。