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-BLACK SMOKER RECORDS PRESENTS- EL NINO

『BLACK SMOKERの生み出す数々の奇祭の原点 2年ぶり開催』

アート・エキシビジョンBLACK GALLERY、ジャズの可能性とストリートな解釈を提示するJazz Nino、多角的パフォーマンスを融合したドイツ文化センターでのBLACK OPERA、ドイツの大型フェスBerlin Atonalへの遠征、京都で開催した国際的アヴァンギャルド・フェスティバルMAZEUMなど、さらなる表現と活躍の場を広げてきた黒煙集団の本命かつ核心と呼べる長寿イベントシリーズEL NINOが満を持して開催。
〈BLACK SMOKER RECORDS〉が誕生して24年になる2021年、一切のブレを見せないその純粋な漆黒は希少性と価値を一層高めている。その無形の現象であり形而上的な大きな力は97年、THINK TANKを中心にEL NINOといううねりを発生させた。2017年にContactに場所を移してから1年置きに開催されてきたこの宴は、今回も何かが起こる予感めいたアトモスフィアに包まれている。
〈BLACK SMOKER RECORDS〉のスタンプが押された音楽家には、感性を解放させる即興的でいて複雑な音楽性が見て取れる。昨年8月〈BLACK SMOKER RECORDS〉からのリリーススペシャルとしてDOMMUNEの電波にのせて放送された、YPY×山本達久、伊東篤宏とテンテンコのユニットZVIZMOのライヴがEL NINOで実現。いずれのセッションにも、無尽蔵の想像力と研ぎ澄まされた技術の交錯の奇跡を見ることができる。5月に「MONKEY」、8月に「HEAVEN」と2枚のEPを立て続けにドロップしたOMSB。最新作「HEAVEN」では極太のエレクトロニクスとブルーな混沌の中に、エナジーに満ちながらも抑制されたラップと絶対的なフロウがサウンドとして機能した途轍もない作品を生み出している。BLACK GALLERYや、EL NINOにも度々姿を見せる、Compumaによる幻覚的エレクトロニック・サイエンス・フィクションもまた黒煙にうつされる想像の投影を形作る大きな要素だ。レゲエやサウンド・システム・ミュージックの突然変異OG millitant Bや、望郷の音像とサイケデリックスが引き起こす歪みが快楽的バグを誘発するVIDEOTAPEMUSIC、暗黒のベースラインで鳴らすベースミュージック/UKサウンドLil Mofo、さらには〈BLACK SMOKER RECORDS〉専属VJのrokapenisの描くカオスとコスモスといった、甘く危険で形容しがたいエクスペリメンタリズムの猛者によって催される奇祭、今回もオーディエンスが目指す先には言わずと知れたTHINKTANK左の双璧THE LEFTYの御旗が翻す。

Open 10PM
¥1000 Under 23
¥1000 Before 11PM
¥2000 GH G Members
¥2500 Advance
¥2500 GH S Members
¥3000 GH Members
¥3000 w/ Flyer
¥3000 FB Discount
¥3500 Door