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Spring Break

『最高峰のシグネーチャーサウンドがおくるゴールデンな春夜』

ゴールデンウィーク序盤のサタデーナイトは、ジョーカーと絵札のみのオールスターラインナップの招集に成功した。濃さ深さ熱さ美しさ、どれを取っても最高峰をもたらすシグネーチャーサウンドの共演による、ご褒美とも呼べるサウンドユートピアが開幕だ。
昨年からスタートしたContactのマンスリーシリーズTrilogiesの第1弾アクトとして登場した石野卓球。キープされ続けるピークタイムと極彩色に描かれる圧倒的なワールド、無二の求心力は、老若男女が無我夢中で乱舞するダンス桃源郷を現出させた。海外アーティストが来日できない中で、久方ぶりのワールドクラスの愉楽を味わわせてくれた石野卓球が、Studio Xでの登壇だ。Trilogies第2弾のアクトLicaxxxもまた、シリーズの中で特有のマシーンサウンドをもって自身の描いてきた軌道と周辺のカルチャーをフロアに反映させた、アヴァンギャルドな独創性を見せつけた。今回の共演も両者の本気を誘発させ合うアグレッシブなダンスを期待してやまない。
この日、Contactフロアでは、膨張した有機音楽がエレクトロニクスを飲みこむディープでスリリングなフロアデザインが施された。DJ KENSEIの膨大に蓄積された技術/情報と天賦のイマジネーションは、基軸にするヒップホップやジャズを超越しながらネクストレベルを開拓し続けてきた。幾筋にも交わるサウンドとファンクネスとの巧妙なハイブリッドは、今や、DJや音楽関係者が畏敬を払う孤高の存在たらしめている。〈BLACK SMOKER RECORDS〉の会長KILLER-BONGもまた、国内ヒップホップシーンのワンアンドオンリーで、進化に次ぐ進化から生まれたそのミュータントビートは緻密な変則と、フィジカルな即興性を膨らませながら深淵へと引きずり混む暴力的なまでの誘惑をかもしている。そこに、電子音楽と生音の融合をすすめるクルーFLATTOPを主催するYELLOWUHURUや、東京発のゴムに特化したコレクティブTYO QQOMのソウルmitokon、RUBY ROOMの案内人MEMEがつらなり、高熱の音楽溶鉱炉の様相を呈し始める。
一方Foyerフロアでは、ネオカルチャーのリーダーが集い情熱の火を燃やす。ベースヒーローKenKenによるオレパルーザ、オカモトレイジのYAGI EXBITION、Jun InagawaによるYAGI MAGIC ORCHESTRAといったContactで開催されてきた類例のないパーティは、東京の強烈なホットスポットとして大きな衝撃を残した。さらに、カルチャーを行き来するフィクサーYohji Igarashiや、世界から注目されるなかむらみなみが加わり、激情の治外法権区域を出現させる。
ゴールデンウィークの宵の音楽仲間との再会、ミュージックシーンを推進させるトップクラスが薫り立つ春の夜を深める。

Open 10PM
¥1000 Under23
¥1000 Before 11PM
¥2000 GH G Members
¥2500 Advance
¥2500 GH S Members
¥3000 GH Members
¥3000 w/Flyer
¥3000 Facebook Discount
¥3500 Door