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Alien Family

『Contact最後のALIEN FAMILYにZ@Pが登場』

dj masdaにより世界展開されてきたALIEN FAMILYが、日本では初となる海外アーティストを招いての開催が決まった。エレクトロやブレイクビーツにおいて世界屈指のレーベルとなったdj masdaが主催する〈Cabaret Recordings〉。レーベルシリーズのナンバー28に登場したZ@Pは、Nicolas Lutz、DJ Kooltと同様、ウルグアイのエレクトロ/テクノシーンの中心人物として世界的に認知されており、南米有数のアンダーグラウンド・クラブ/レーベルPhonothequeをレジデントとして支えている。昨今では〈Phonotheque〉のほか〈Melliflow〉やBinh主宰の〈Time Passages〉といったレーベルから秀作を連発しており、世界中から出演のオファーが詰めかけている。現在、拠点をベルリンにおき、dj masdaとはドイツや本国ウルグアイなどで共演を重ねてきた。プロダクションやDJでは、緻密で弾みのあるビートプログラミングに、インパクトのあるブリーピーなフレーズやシンセラインがのるモダンなサウンドを特徴とし、昨年Boiler Roomからアップされたバルセロナでのギグでも、キープされたグルーヴの中で巧みにビルドしながら多彩な展開をみせる、このジャンルの完成形とも思わせる優れたセットを聴くことができる。昨年、dj masdaが帰国して以降、国内でのエレクトロ/ブレイクビーツの潮流が勢いをましたのは紛れもなく、そのムーブメントは明らかに日本のDJおよびリスナーに、サウンドの優位性や依存性、dj masdaの底知れぬイマジネーションを示した形になった。この両者に共通する、深いヒプノティズムやスピリチュアルなファンクネスは、優れたカッティングエッジの一面であり、今回Studio Xで花開く共演は、その刃先に触れながら、未知の立体的音楽体験を目の当たりにすることになる。
ALIEN FAMILYは、総合的なキュレーションも徹底されており、Contactフロアでも、このパーティと絶妙な相性を期待させる鬼才Yoshinori Hayashiや、TECHNIQUEバイヤーでありエキスパートTommyなど隙がない。さらに、昨今サイケデリックなまでの音楽の深化を進めるLittle Dead Girlや、テクノロジカルでオブスキュアながらも暖色のエレクトロニクスを展開するAkieなど、強いオリジナリティをもつ音楽巧者がALIEN FAMILYの理想を形作る。
AILEN FAMILYのContactでの開催と、dj masdaのギグは今回が最後となる。これまでにオーディエンスの未体験を更新し続けてきたdj masdaが、この日もそうなるであろう最高のパーティを準備してくれた。

Open 10PM
¥1000 Under 23
¥1000 Before 11PM
¥2000 Advance
¥2000 GH G Members
¥2500 GH S Members
¥3000 FB Discount
¥3500 Door