新作の2ndアルバムのリリースを控えた唯一無二のオルタナティヴ・バンドthe hatch。
活動拠点を札幌から東京近郊へ移すにあたり、1年半ぶりの自主企画パーティ”Naked Orange”を敢行。
Contactでも数多くのパーティに出演し、ロックバンドとしては比類なき数の夜を超え、ダンスとサイケデリックを自滅寸前の美へと昇華させてきたthe hatchにとって総決算とも言える夜となる。
Studio Xでは主催のthe hatchのほか、オブスキュアな宅録ファンクの米名門〈PPU〉よりリリースし、各所で高い評価を受ける異質のコールドファンクバンドWool&The Pantsに、自虐史観的な脱力ユーモアあふれる歌詞と、70sアフロファンク的なサウンドのミスマッチが妙味のトリプルファイヤーが初登場。
DJ陣は多岐にわたる活動を行い文化への愛を忘れることのないプレイを魅せるLicaxxx、ジャンルの垣根を飄々と飛び越えシームレスに音を紡いでいくsuimin、三者三様、突然変異のリズムアンサンブルが色鮮やかに音の風景を彩るだろう。
Contactでは、ヒップホップルーツを感じさせながらも縦横無尽にグルーヴを操る1-DRINK、the hatchと同じく〈UNDERCOVER RECORDS〉からリリースも記憶に新しいmars89、バンドからヒップホップまで、多彩な経験値を飲み込みダンスへと昇華させるDJ mew、肉体的なグルーヴで観るものを圧倒するANiIIIIiiiKiiの他、Hibiblissやhimawariとここ数年ダンスミュージックへと傾倒したthe hatchと共に夜を超えてきたDJ達が名を連ねる。
またFoyerでは、ライブアクトではアブストラクトミュージックの雄、巨人ゆえにデカイやDMBQのドラマー和田晋侍に、”たこ焼き喫茶おたこさん”の経営者でもあるotacoによるマシンライブ。
〈MAD LOVE Records〉を主宰し、思い出野郎Aチームのパーカッショニストでもあるサモハンキンポーに、京都を拠点に活動するハードコア・パンク・バンドodd eyesのボーカリストのwhatman、the hatchのフロントマンであるmidoriと、バンドサウンドにルーツを持つ者がフィジカルなサイケデアを作り上げる。
一見してミッシングリンクするラインナップ、ただそれでいい。
共通しないもの同士を繋ぎ合わせ、新たな火種を生むのがthe hatchの音楽の信念であり、このパーティの根底に潜むものなのだから。
Open 7PM - Close 4AM ※未成年入場不可
¥2000 Under 23
¥2500 Advance
¥3500 Door
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