レーベル設立11年目に突入した Sound Of Vast がリリースを加速させている。
今回は3月にデビューアルバム"Practice Love"をリリースした Red Pig Flower と、6月にアルバム"Too Much Knobs And Cables"をリリースする The People In Fog、そして国内外で活躍する Monkey Timers をメインフロアに据えて開催。
Sound Of Vast の共同設立者 Red Pig Flower が1年ぶりに Wicked に登場する。Honey Dijon と敢行したツアーや Panorama Bar 出演を経て、ワールドワイドな活躍をしている彼女が満を持してデビューアルバム"Plactice Love"をリリースした。本作品は Resident Advisor の4月のベストアルバムに選出されるなど、輝かしい評価を獲得した彼女が紡ぐエネルギッシュなハウスミュージックは必見だ。
また、The People In Fog が4年ぶりとなるアルバム"Too Much Knobs And Cables"を6月3日にリリースする。前作の"1977"から、よりディスコ/ハウス・オリエンテッドなエレクトロニック・ミュージックへと傾倒した本作は、彼が長年に渡り敬愛してきた文化への誠実さと愛情に溢れた作品になっている。アルバム全体を通して描かれるエモーショナルな情景をダンスフロアで体験してほしい。
そして、Rainbow Disco Club の海外公演にも多数登場し、7月には Panorama Bar 出演も控えている Monkey Timers が祝祭に華を添える。
4F FLOOR も豪華絢爛。まずはメルボルンより DJ Life が初来日を果たす。名門レーベル Craigie Knowes からリリースした"Retina EP"の大ヒットを機に、プログレッシブハウスとテックハウスのシーンで唯一無二の個性をもたらしている彼のセットに酔いしれよう。国内からは東京のクラブカルチャーシーンを20年以上支えてきている Timo と、東京とメルボルンのシーンを繋いでいる Genki Tanaka の2組が出演。また、本格燒酎を堪能できる伊藤商店も是非楽しんでいただきたい。
1F FLOOR は Dependance キュレーションのもと、Wicked 初出演の3組が名を連ねる。Newtone Records でレコードバイヤーを務めながら独自の音楽性を磨いている鬼才 Akie の他、 カテゴライズ不能な実験音楽などでダンスフロアを異世界へと誘うセットを得意とする Toner、エクスペリメンタルな要素やディープな審美眼でオリジナリティを生み出す teppei が登場する。