とにかく彼のDJはファンキーでグルーヴィーで、それでいてウマイ!早速彼に猛アタックしましたよ。
DJ Asahina:いやいや、とんでもない(笑)でもいきなりのお声かけ、かなりびっくりしましたよ(笑)
DJ Shu-ma:こうしてDelightが始まったんですが、当初は色んな(タイプの)House Musicを聞いてもらおうというコンセプトだったんですけど、それがだんだん変わっていきましたね。
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DJ Asahina:そうでしたね。僕はDelightをやるにあたってどういう人達に向けて発信していくのか、Delightのパーティとしての方向性をしっかりと決めた方がいいと思ったんです。極端に言うと、みんなに受け入れられる、誰もが楽しいと思えるようなものにするのか、一部の人達にしか理解出来ないコアなものにするのかということです。そして僕らは完全に前者のPOPなPartyを目指そうと。
DJ Shu-ma:結局Delightはコアでエッジの効いたパーティーではなく、ましてやアンダーグラウンドなものでもなく、いろんな人達にHouse Musicの良さを知ってもらうきっかけになるようなパーティにしていこうと思ったんです。あと音楽的にはヨーロッパのアップリフティングでメロディアスなハウスをメインにしたいと思ったんですよ。それで和製Hed Kandiを目指すようになった感じですね。
DJ Asahina:そうですね。完成された『POP』というのは、どんな玄人の方も必ず認めてくれるものだと僕は思ってます。もちろんそれは「みんなから好まれるものを作り上げる大変さと大切さを理解しているから。そして僕らはその完成された「POP」な「Party」を作り上げ、提供しようということで今動いている。あの雰囲気が、空間が、音楽が好きだから、行く。Party自体に魅力があるから行く。DJの力だけじゃなく、みんなでその魅力を作って行く。それこそがDelightの目指す姿であり「POP」な「Party」だと思うのです。
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DJ Asahina:いや~、長かったですよね~・・・2度の挫折を経て・・・(苦笑)
DJ Shu-ma:僕は今回のFierce AngelとのコラボでDelightがもっと成長し、より多くの皆さんに知って頂くきっかけになればいいなと思ってます。なので本当に成功させたいですね。あと一つ言い忘れてましたけど、今回のゲストDJにはEric Kupperさんが来てくれるんですが、King Streetや日本人アーティストのRemixで有名なEric Kupperを敢えてFierce Angelとして呼びたかったんです。アーティスト性よりもパーティ自体の魅力を一番に伝えたいと思ったので。
DJ Asahina:DJが誰か、というより「Fierce Angel」と「Delight」の空気感とポピュラリティが重要ですから
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DJ Asahina:『Party』という言葉の本当の意味が分かる内容になってます。過去に色んなPartyを経験した人も、まだクラブをあまり経験してない人にも是非味わってもらいたい、素晴らしい空間と音楽をお届けするつもりです。ぜひ遊びに来て下さい!
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