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SILVA

DJしながら歌うスタイルですね。4年ぐらい前から始めました。4年前はけっこうテレビにも出させていただいて、SAMさんにも私の番組に来ていただいたりとか アハハッ!ありましたね!!そう。で、ちょっとテレビに出ながら歌うっていうのを何年かやらせていただいたんですけど、元々アンダーグラウンドが好きで、ちょっと好き勝手にやってみたいなっていうワガママが出て、クラブシーンの方に戻ろうと思って曲作り始めて。元々昔から作ってたんですけど、しっかりやり始めて。で、DJ始めて。DJしながら歌うスタイルだったら毎週末どこでもできるじゃないですか。で、自分のルーツとかをかけながら、できた新作を歌ってたらと思いまして。そういうパフォーマーがいないので、ちょっと大きな夢ですけど、世界でやってきたいっていうのが元々ずーっとあったので。「じゃあ海外行けるようになったら、アンダーグラウンドなクラブでDJシンガーできっちりやろう」と思ってスイッチしたんですね。 ぜんぜんパワーがあるので疲れはしないですね。アンダーグラウンドなクラブシーンに興味がすごいあって、元々やりたいことは絶対かなえたい人なので、30歳だとあと10年踏ん張れるか踏ん張れないかっていうところなので。 そう。子供産まなきゃいけないから。産まなきゃいけないって別に種が見つ かったわけじゃないんですけど(苦笑)。見つけ次第産みたいんで。それまでは必死に自分の夢を叶えたほうがいいかなと思って。 大好きです。4つ打ち大好きです。プレイしているのはハウス中心ですね。でも歌ってますからね。ブレイクビーツ、ヒップホップ、R&B……。ハウスもジャンル広いですからね。エレクトロからディープ……。 ハイ、4つ打ちの。すごい、タイトル覚えてて下さるんですね。 あらら、うれし~~~!コレ台本に仕込んであったわけじゃないですよね!? そうですよね、ネタが「I Will Survive」ですよね。うれしいなぁ~。 で、それをもっと表現できるんじゃないかなと思って。作品を出さなかったらライブができないっていうのがなかなか当たり前のシステムだったりするんですけど、いつなんどきでも音を鳴らしたいし、フリースタイルがいいなと思って。いきなりやめましたね。 そうですね。オタッキーです。自宅が作業場なんで。男の部屋ですよ、もう。機材とレコードとベッドしかないので。レコードの数がハンパないから。もう嫌がられますね(苦笑)。で、触られるのもイヤなんですよ。だから男性の居場所がなくて、布団の上にチョコーンと座ってて「じゃ、帰りマス……」って、種付けせずに帰りますみたいな(笑)。
「また逃した!」って。自分の家が作業場だと、そういう雰囲気になれないんですよ。男ですね。男に生まれたかったですよ。前から思ってました。ツイてたらもうちょっと出世したんじゃないかなって。 売り込んで7月末に出しましたね。ワールドリリースで。でも私4年前に「よし!3年後にニューヨークの『King Street』から出そう!」と思って、決めて作ってたんですよ。で「4年後はどこで」って決めて。「星に願いを」じゃないですけど願うといつも叶うんで。「SILVA」になるときも「『SILVA』っていうキャラクターで出たいな」と思ってたらできちゃったりとか。願ってると叶うから。 努力してるのかなぁ~?逃げ回ってますけどね~。けっこう努力キライなほうなんで。でも夢を追いかけるのは好きですね!子供みたいです。 そうですね。まずないですね。作って、カンパケた状態で送って、ミックスを仮ではするんですけど、一応レーベルのオーダーを聞いてもう1回やって。トータルで3回ぐらいミックスやり直しましたね。そのあとはリミックス頼んでマスタリングまでやるっていう。
ミックスはチームで一緒にやってました。やっぱりリズムですね。低音の鳴りかたとか。クラブでかけたときの鳴りかたと、スタジオでミックスダウンしているときの鳴りかたって違うんですよ。だから 3回やったときには、毎回毎回自分のDJのときに、大箱と小箱とでかけて、音の鳴りかたの反響とか、客の反応を見て、中音と低音のバランスをすごい意識して。 これは自主レーベルで出した「Summertime」という曲でカバーなんですけど、これも作って出してみたので。JAPONE BRETHRENで「Summertime」。

-曲放送-

あざーす!うれしいなぁー。ニューヨーク行ったときもすごく言われましたね。いつも疑われるんですよ。「これ絶対お前じゃないだろ!?」って。で、その場で「歌え」って言われて。いつもその場で歌うと「ほほーう」みたいな。みんな何様!?って。アハハ。 ハウスでのカバーはまだやってないんですよ。これじゃない「Summertime」はけっこうハウスでもカバーされてるんですけど。このガーシュウィンの「Summertime」はライセンスが終わってるんですよ。50年以上前の曲なので。クラシックの名曲で。だから「これはいいかも!」と思ってカバーして。BPMを125に上げて作り直して 今どうなんでしょうね?ディープハウスは? 今分かれてますよね。昔のディープハウスの「CIELO」とか「SHELTER」っていう根強いクラブがあって、LOIUE VEGAとかDENNIS FERRERとかDANNY KRIVITとかみんなそういうクラブを大事にしてるんですけど、そうじゃないコマーシャル的な「MARKEY」っていうクラブとかがいろいろできてるんですよ。でも商業的に考えれば、そういうオールジャンルにかかるクラブがあって、ミキサーとか機材の何から何までこだわって、ヴァイナルしかかけない「CIELO」があったりして、すごい細分化されてますね。ただ日本よりもクラブのステータスが落ちてるんですよ。だから上がってくる可能性はすごい大きい。
名古屋のDJでトラックメイキングをやったりとか、自分でもっとドープなハウスの曲を作ったり。Francois K.が大好きな人で。音の作り方とかDJの仕方とかはすごいこだわってやってる人ですね。 その前に9月8日から全国ツアーをやります。この1年半ぐらい海外が多かったんですよ、DJするのが。で、地方とか周ってなかったので、このタイミングできっちり周って、来年にむけようかなと。 そうなんです。ぜんぜん落としましたね。札幌ないんですよ。札幌と名古屋がないんですよ。初日から12時間セットやるんですよね。9月9日が誕生日なんです。で、私自分の誕生日っていつも引きこもりで、誰にも言わないで1人でケーキ作って食べてたんですよ。で、産まれてはじめて誕生日にDJするっていう。男ですよね(笑)。 私DJ中に回しながら、ヘッドセットで歌ってるんですけど、DJ見てる人ってけっこう少ないし、DJって見るもんではないから見づらいんですよね。で、歌ってることがわかってもらえないことが多いから、来月からDVJに変えるんですよ。で、自分の映像を映して、映像と音のリンクを始めるんですね。元々映像のこだわりもあったので、映像とかファッション、カルチャーと音楽をちゃんとリンクさせたシーンを作りたいなと思ってて。そうすると自分が歌を歌っているパフォーマンスをクラブシーンの中で見せれるし。それに挑戦するので、ちょっとスタイルを移行します。 最後に男になってるんじゃないかって。それか「GOLD」になってるんじゃないかって。「名前変えろ」って言われたんですよね。「シルバーからゴールドにしちゃえば?」って。最強のことばっかりやろうとするから。「でもぜんぜん結果がでてないから『SILVA』でいいです」って。地味に地味に、謙虚にがんばります。ありがとうございました!