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DJ Shu-ma -Return to Ibiza 2008-

DJ Shu-ma(以下S):PLAYするクラブは前回と同じくAmnesia(アムネシア)ですね。前回PLAYしたのはEspuma、いわゆるあの有名な泡パーティー(笑)だったんですが今回はAmnesiaで毎週土曜日に開催されている「People From Ibiza」でDJします。 S:メインフロアは今年1月に来日したMar-Tと過去3度来日しているLes Schmitz、テラスはCesar De MeleroとJordi Villaltaが「People From Ibiza」のレジデンシーです。Cesar De Meleroは日本では有名じゃないかもしれませんが現地ではDJ Pippiと並んでIbizaを代表するDJの一人なんです。(パーティーに来る)お客さんの多くはスペイン人でバルセロナやマドリッドから来ていたり、イビサ島在住の人たちも多いですね、タイトルのまんまです(笑)。
ちなみにサウンドはメインが最先端のクラブハウス、テラスがバレアリック・サウンドって感じですね。ちなみにテラスといってもメインと同じくらいフロアが大きくて朝になると天井(屋根)から朝日が差してくるんです、あれはなんともいえない良い雰囲気ですよ。そういえばAmnesiaのメインフロアが改装されたらしくて今年はだいぶ変わったと聞いているので楽しみにしてます。
S:もちろん!イビサに着くのは7月8日ですが着いたらすぐにクラブへ遊びに行きますよ。 初日からAmnesiaではArmin Van Buurenの「Armada」、Pachaでは「Defected In The House」があるのでいきなりハシゴかな(笑) Armadaも楽しみですがテラスの「CONTACT in Association」にも注目しています。なぜかというと「CONTACT in Association」はMark KnightなどがリリースしているUKの人気レーベル「TOOL ROOM」のPARTYなんですよ、個人的に好きなレーベルだし今年から始まるということで凄く楽しみですね。
ほかにも滞在期間中はいろんなPARTYに遊びに行こうと思ってますよ。「Manumission」やRoger Sanchez の「Release Yourself」も今回初体験だし「Juicy」ではRobbie Riveraにも会います。Robbieとは今までにメールでのやり取りはあるんですが会うのは初めてですね。そうそう、もちろんEs Viveの「Fierce Angel」にも行こうと思ってます。残念ながらAmnesiaでのDJと被っていてHed Kandiには行くことができませんが。。。 もちろんクラブだけではなくて昼間はビーチでリラックスしたりイビサタウンをウロウロしたりしますよ。イビサにいる時って寝る時間がもったいなくって(笑)前回(行ったとき)は平均睡眠時間が3時間ぐらいでしたね。
S:イビサの素晴らしいところはどのPARTYもとにかくパーティーメーキングが徹底していて、それに加えて世界のTOP DJのPLAYを楽しめることです。クラブだからといって決してDJや音楽だけを提供するのではなくて、デコレーション、パフォーマー、サウンドシステムなど、どれをとってもベストなものを展開しているところですね。
今バルセロナのOliver Schmitz(Les Schmitzの弟さん)と一緒にトラックを作っていて、普段はシーケンスデータやサウンドを送りあって作業しているんですが、どうやらイビサに来てくれるみたいなので一緒に楽曲製作ができたらいな、と思っています。OliverはRobbie Riveraとも一緒に仕事している人なのでいろいろ教えてもらいたいですね。 S:やっぱりイビサでしか体験できないPARTYに出かけて欲しいですね。僕自身は前回の2005年に体験できなかったPARTYに今回は行ってみたいです。さっき話したショータイムが凄いという噂の「Manumission」や、とにかく超ゴージャスなDavid Guettaの「F*** Me I'm Famous」 などなど、ですかね。
僕のオススメは開放的な雰囲気で豪華なDJ陣を楽しめる「We Love Space」、あとは毎週水曜と日曜にAmnesiaでやってる「Espuma」です。 あの泡噴射は本当に凄いですよ、あり得ないです(笑)遊びに行く人は絶対に水着で行くことをオススメします。
わかりやすくて楽しんでもらえるように!ですね。実はそれって世界中どこでも一緒なんですけど。 音源的にはスペインにVendettaって昔から好きなレーベルがあるんですけどそこにライセンスされているようなファンキーハウスとか、Fresco Recordsからでているようなエレクトロっぽい選曲になると思います。さっき話した通り「People From Ibiza」にはスペイン人が多いのでそんな感じが踊りやすいかなぁ、と。イビサのクラブに来ているお客さんって通なクラバーって感じじゃなくてほとんどが普通の観光客なんですよ。あとはちょっとだけ僕の普段のDJテイストを織り交ぜて自分らしさを出せればいいかなと思ってます。普段のまんまの日本式スタイルでDJしちゃうと受け入れてもらうのは難しいでしょうし向こうのDJさんのコピーじゃ僕がDJする意味がないですからね。 S:まずは今回僕をブッキングしてくれたAmnesiaには本当に感謝しています。今ちょっと東京でのDJ活動が一段落しているので、今回の旅はDJとしての自分自身を再確認する良い機会だと思ってます。
あと自身でオーガナイズしているDelightやFierce Angel Japan を運営できているのはイビサでの体験があったからだと思ってるんです。なので、これからもイビサの素晴らしさや海外のクラブカルチャーの良い部分をできるだけ日本のみなさんに紹介していきたいですね。
あと帰国後に今回もクラベリアさんのWeb上で旅の様子をレポートする予定ですので是非楽しみにしていてください。