So::最近よくfeistとかherbertとかmazzy star みたいな特徴ある女性ボーカルものを聴くことが多くて、自分たちでもやれると思ったから。 Eri:元々、テクノやハウスといったダンスミュージックが好きで、クラブにはよく踊り行っていたんですが、それで二人のthe suffragettesとしてのライブを聴いて衝撃を受けたんです。それでそこからおっかけをはじめて、友人になってくれました(笑。

So:それ、ちょうどSackraiの上京の日だったな。それ以前は名古屋でも10年くらい前からミニマルハウスのパーティをやったり、同じように曲を作ってました。

Eri:16歳の頃に歌の仕事を始めたのですが、22歳でモデルとアパレルに転職したんです。でもやっぱり歌が好きで、音楽が好きで、So君とSackrai君に出会って、もう一度Spekとして歌うことになりました。
So:20代前半にMPC一台で作曲を始めました。今思うと2メガで曲作ってました。
Sackrai:10代の頃からキーボード、ギターや打ち込み機材を使って曲作ってました。それでInagawa君とデモを海外のレーベルに送るようになって、最初はフランスの*Telegraphっていうレーベルからリリースしました。
*Ricardo Villalobos, Akufen, Luciano, Daniel Bell等がリリースするフランスの気鋭ミニマルレーベル

Sackrai:The Smiths,The Stone Rosesみたいなロックかな。 Eri:ボーカルです。
So::プログラミング。
Sackrai:歌作りとギター。

Eri:それでいきなりメロディーを渡されて、はいこれ歌ってって(笑。 Sackrai:以前から活動を通して繋がりのある人にお願いした形です。尊敬していた人たちと一緒に仕事ができて光栄だと思ってます。

逆に海外、ヨーロッパなどは、音重視という感じがします。駆け出しのアーティストでもプレイが良ければそこに人が集まるし、そういうアーティストがシーンに生き残っていっていると思います。
So:自分たちが表現している音楽と直結していて一貫性のあるパーティーにしたいと思っています。
Sackrai:それと、ゲストの出演者は自分たちが本当に聴きたくて、楽しめる人だけを選ぶようにしてます。

