INTERVIEWS
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Lawrence

本名はPeter Kersten。Lawrence、Stenという名義でミュージシャンとして活動していて、
Styrax, Ghostly International, Smallville, Cocoon, Mule Electronics, Kompakt and Uzuriといった
レーベルからリリースしている。
好きな曜日は月曜日で、というのは週末はgigがあるから月曜日がオフの日なんだ。プールに行ったり、友達と飲みに行ったり、こうやってインタビューも受けられるしね。 ハンブルグはエルベ川という大きな川がある緑が多くて美しい街だよ。
ここには、僕のレーベルやmuleのアートワークを手がけているStefan MarxやDj KozeやIsolee、僕と一緒に
Smallvilleというレコードショップを運営しているJulius Steinhoff等、多くのアーティストが住んでいるんだ。 90年代の終わり頃から自分の曲を作る様になって、始めた頃はリリースしようなんて思っていなかったんだけど、Carsten Jostと出会って2000年にDialというレーベルを始めて、リリースするようになったんだ。 MuleのToshiyaがアンビエントアルバムを作らない?て提案してくれて、そのアイディアがとても気に入ったんだ。でも作っている間にアンビエントだけでは無く、自分の中にある色んなスタイルやインスピレーションを集約するために、あえて一つのコンセプトを持つ様なことは止めたんだ。 日本は今までに訪れた国の中でも最も素晴らしい国だと思うよ。文化、音楽、アート、建築、
もちろんフードもね。とにかく大好きなんだ。 例えば、ヨーロッパでもプロフェッショナルなビッグクラブからフェスティバル、小さなアンダーグランドな
ヴェニューがあるように、日本も同じ感じかな。どの国でもそのパーティー次第だね。
日本のミュージシャンならKuniyuki(Koss)は素晴らしいね。実はニューアルバムのマスタリングは彼にお願いしたんだ。 Panorama Barは常に素晴らしくてエキサイティングな場所だよ。僕らのレギュラーパーティー"Dial Allnighter"には、Keith Worthy, Thomas Meinecke, Patrice Scott, Mike Huckabyといったインターナショナルなゲストも参加してくれているだ。
そして、Panorama Barで行われたMuleのアニバーサリーパーティーは忘れられないくらい素晴らしかったよ。翌日はフランスのフェスティバルでギグだったのに、ものすごい二日酔いで大変だったよ(笑) Dialは色んな音楽に対してオープンなレーベルで、SmallvilleはStefan MarxとJulius Steinhoffと一緒に運営しているんだけど、よりハウスミュージックに特化したレーベルを始めたいと思って、Laidを始めたんだ。Rick Wade、Fred P、John Roberts等をリリースしているよ コンスタントに素晴らしい作品をリリースしているのは、Workshop、Sound Signature、Perlon、Uzuriとかかな。もちろんMuleもね。 ハウスミュージックだと、Theo ParrishとRick Wadeで、それ以外だとArthur Russell, Linda Perhacs, Gavin Bryars, Moondog, Wechsel Garland等かな。 僕はペインティングやとてもコンセプチュアルなコンテンポラリーアートにかなりのめり込んでいて、
展覧会には良く行くね。
後、イスラエルのTel Avivという所がとても好きで良く行くんだ。素晴らしいところだよ。 少し先の将来に向けては何もプランが無くて、実はこれが今の悩みなんだ。 来年の2月にDj KozeとStefan Marxと一緒にMuleのパーティーに行く予定だから、楽しみにしていて!