その頃の僕は周りの人たちにドイツの音楽シーンについて愚痴を言いまくっていたんだ。
そんな事を言うのは止めなさいってね。なんだか面白くなってしまって、最終的には2人で大笑いして、酒を吞み交わし、それ以来ぼくらは友達として仲良くなったわけさ。彼女が僕をbpitch controlからリリースしないかとオファーをくれた時期は、タイミング的にもパーフェクトだった。僕らは既に一緒に酒を飲み明かす様な仲だったし、その頃にはBPitch Controlのメンバー達とも仲良くなっていたからね。
だから僕がBPitch Controlからリリースするのは、とても自然で必然的な形だったんだよ。すごく気持ちがいいよ!
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僕らの中に潜む暗黒面とユーモアを深く掘り下げていく事が出来る。
彼は頭の中で聴こえる音を忠実にクリエイトできる天才的なプロデューサーなんだ! 僕にとってベルリンに移住するのは、とても理にかなっていたんだ。
最初に訪れたのは99年だったんだけど、無数の可能性がそこら辺に転がっている魅力的な街なんだ。
すぐに気に入ってしまったんだよ。 んーセックスに開放的って事かな(笑)ま、それは冗談だけど。
無数の違うタイプの人間達(若者からおじいちゃんまで)が、1つ屋根の下で、エレクトロニックミュージックを聞きながら、開放的に興奮の坩堝と化したダンスフロアーで昼過ぎまで踊り狂うあの感覚。たまらないよね。とてもインスパイアされる。でも、ベルリンはとてもトレンディな街になり、色んな物事が変化したと思うよ。でもベルリンの良いところは常に新しいものを受け入れるって事だね。 日本のファンのみんな、いつも僕を応援してくれてありがとう。
1つお願いがあるんだ。日本のみんながシャイだって事は僕もよく知っているんだけど、
君たちはとても繊細で素晴らしい愛とユーモアを持っている。
もっと心を開放的にして、知らない人たちと、自分のフィーリングをシェアしてみて欲しいんだ。
最低でも1日に1度は道で通りかかった知らない人に微笑んでみて!
きっとその人は君の新しい親友になる人かもしれないよ。
どんな所にも出会いは転がっているんだ。愛が答えさ。
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