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Nicolas Matar - クラブ「CIELO」のオーナーがシーンを語る

「1989年ワシントンでDeepdishとThievery Corporationと一緒にDJを始めたんだ。当時はFrankie Knuckles, Tony Humphries, Junior VasquezそしてイビザのPachaでプレイするDJ Pippiなどの影響をうけたね。1990年NYのMarsというクラブで、Frankie Knuckles を最初にきいたとき“Tears”をかけたのはとても印象的で覚えているよ」 「ノー・トリック、ノー・ギミック、ノー・ノンセンス。そしてハイクオリティの音楽求めて予習をしておくこと。新しい音楽についていくことをやめるんだったらDJなんて辞めるべきだね」 「コンセプトはきわめてシンプルだよ。オールドスクールの要素に今のエッセンスを少し足した感じだよ。ハウスは常に進化しているし、テクノロジーがいつもそれを実現しているんだ」 「ミックス自体は常にしているんだ。毎週新しい音楽を聴いて時間を感じさせない素晴らしい音楽をスペシャルコンピレーションとしてiTunesのプレイリストを作成しているんだよ。使用機材はCDとミキサー、そしてちょっと編集したりしているよ。今回は楽しみながら制作する事ができたんだ。心の底から楽しめたよ」 「自分にとってのバレアリックはパラダイス・ガラージのイメージなんだ。1985年~1995年の間にイビザでプレイされたたくさんの音楽的要素を含んでいて、ディスコからハウス, チルアウトなどバレアリックの精神をもっている全てのものじゃないかな」 「CIELOは音楽第一主義の音楽の熟練者向けにたてられた秘密のナイトクラブなんだ。新たなる音の進化と新しいアーティストの出現にふれながら常にベストなダンスミュージックをかけ、音楽のルーツに忠実でいることがポリシーだよ」 「CIELOの箱のサイズを考えてみても、世界的に有名なブランドになったことだね。それはいつも当初のビジョンに忠実でいることと、常に一貫しているからだと思うよ」 「印象的なDJはたくさんいすぎてあげられないなぁ。レギュラーパーティの中ではFrancois KのDeep SpaceとLouie VegaのRootsがCIELOのベストパーティだね。この2つのイベントは当初から初めてまだ続いている週一のレギュラーパーティだよ」 「DJ一人一人が自分の機材、必要な機材、パソコン等を持ち込むから今は結構難しいよね。将来的には何かしらの機材が発展していろんなフォーマットの音を同じように豊かで暖かい音で出してもらえるようになってくれればとは思うよ。CIELOはファンクション・ワンのアップグレードを終えたばかりなんだ。CIELOが世界で初めて新しいファンクション・ワン・ドライバーを設置したんだよ」 「CIELOのオーナーとして新しいインスピレーション、音、機材、照明等などにはいつも敏感でいるよ。改革をする事は常に重要だからね」 「もし自分がDJでなかったらか……。画家か写真家になっていたいな」 「ヨガと旅行だね」 「日本は好きなんだ。自分の想像力をいつも完璧に魅了しているよ」 「日本でプレイするのが待ちきれないよ!日本のオーディエンスは非常に感覚的で音楽的な知識も豊富だし常に盛り上がっているからね!」