INTERVIEWS

Kabuki

90年代にドラムンベースに見事にハマってしまった音楽プロデューサー兼DJだよ。
ドイツのフランクフルトをホームベースに活動している。 自分にとって音楽の何が重要かを考えて、重要なものだけに焦点を当てるようにした。
ただダンスフロアでリワインドさせるだけの曲では、物足りなくてね。
誰が聴いても、気に入るように作られた「平均的な」曲に、あまり価値を感じないんだ。 一番むずかしかったのは、Jeruと連絡を取って、コラボレーションの企画を詰めることだった。
でも、方向性が決まったら、あとは早かったよ。彼は早々と作業を進めてくれた。
本物のプロフェショナルで、スタジオで一緒に作業出来て、とても新鮮だった。
フランクフルトのスタジオに来てもらったんだけど、その時点でもうリリックは完成していて、1回目のテイクでOKだった。
リリックも100%暗記してくれたしね。 音楽を作ることは、ときとして苦痛な作業だ。
自分のビジョンを追いつめていくと、安易な妥協は出来なくなるし、妥協したら後々必ず後悔することになるからね。
アルバム制作を始めたときから、ダンスフロアや雑誌、メッセージボードのために「薄めた音」は作りたくなかった。一切、妥協せずに曲を作りたかったんだ。
たぶん、それが「ウォーリアー」という言葉の一面だね。本当に自分の曲げられない信念があるのであれば、それを実現するために、必要なことをやっていかないといけないんだ。 今回のアルバムの制作プロセスは、これまでとは違っていた。
先ず20から30くらいのデモを作ってから、一番いいと感じた組み合わせで、選んだ。
1/3のアイデアを実際にアルバムで使用して、残りは全部ボツにした。
卵を割らないと、オムレツは作れないからね! 正直、現在の音楽シーンでそこまで自分が刺激を受けるアーティストはそんなにいないけど、プライベートの時間にもたくさんの音楽を聴いているよ。
僕の音楽的なルーツはジャズ、ソウル、ロック、レゲエなどの70年代の音楽に深く影響を受けているんだ。
今のシーンは、単純に「創れる」から存在している音楽が多いけど、「創られなければならない」音楽はそんなにないんだ。
それが大きな違いだね。 任天堂のヨーロッパ支社でフルタイムで仕事をしているよ。だから、自由に使える時間は限られているんだ。
曲を作っているとき以外はレコード屋でジャズのレア盤をディグしたり、地元にある合気道の道場に通っているよ。 いくつかある中でも、ブライアンGが、僕が作った最初の曲を契約してくれたことだね。
昔から彼の音楽的なヴィジョンに憧れていたから、"V Recordings"からアルバムをリリースできたのは、僕にとってとても意味のあることなんだ。 2004年から温めてきたアルバム「Warrior Soul」がようやく発売されてうれしいよ。
今は、新しいビートに取り組んでいるだけど、まだ次のプロジェクトをどうするかは決めていないんだ。
"V Recordings"からリミックス用の素材が送られてきたところだから、今はその作業をするのが楽しみだな。 5年後には、今とは違うことをしていたい。
同じことを延々と繰り返すには、人生は短か過ぎるからね。
2016年までにはレコードコレクションも増やしたいし、合気道の黒帯も手に入れていたいね。
誰にだって望みはあるからね。 12/17(FRI) 大阪
HIGHLAND @TRIANGLE

12/18(SAT) 東京
DRUM&BASS SESSIONS @UNIT

12/19(SUN) 福岡
BASSRAIN @Kieth Flack
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