INTERVIEWS

DJ SNEAK

ジェイムス・ブラウンが彼のキャリアの中でずっと感じていたくらい「I FEEL GOOD!」と感じている!また東京のクラウドを「House Up!」できると思うと楽しみでしょうがないね!こっちが聞きたいくらいさ、「君らは準備できてる?」ってね。 "Sneak Classisc"は名前のとおりさ、俺がDJを始めたころのベストトラック、ザ・クラシックスを紹介するんだ。俺は今もオリジナルのバックカタログを相当数持っているじゃないか、ってことに気づいて、これらをもう一度世に送り出そうと決めた。とくに最初リリースされたころには知らなかった世代にね。同時に俺が「このアーティストならいい仕事をしてくれるな」と感じたアーティストたちに、新たにリミックスをしてもらった新しい作品も出るんだ。 俺はいつも心の中ではわかっていた、いつの日かアンダーグラウンドハウスミュージックがクラブに帰ってくる日が来ることをね。この音楽のすばらしさのひとつがまさしくこれだ。一度勢いのあったサウンドがまた巡り巡って戻ってくる。しばらくの間、安っぽくコマーシャルな音楽がクラブのメインストリームだったけど、今はみんなクズのような音楽に飽きて、オリジナリティに溢れる音楽を求めているんだと俺は感じる。みんなハウスに戻ってくるんだ。なぜならハウスにはソウルがあるから。 ここ2年はとても忙しくしていて、とくに今年の夏はたくさんのフェスティバルに出演した。とくにスペシャルで本当に最高だったのは、ベルギーでの「トゥモローランド」。すばらしいファン、本物のハウス好きが集まり、俺とデリック・カーターでバック・トゥ・バックでプレイし、ほかにもスティーヴ・バグ、ロコ・ダイス、ジョシュ・ウィンクも出演していた。すばらしいラインナップだよね。パーティー全体の流れも最高だった。しかも驚くべきことに、ほとんどのDJがテクノではなく、ハウスをプレイしていたんだ!あと、今年はイビザでもたくさんギグがあった。"Space""DC10"での 「Circo Loco」「Ushuaia」そして「Underground」でね。 とてもすばらしい寿司ディナーのような感じかな。新鮮でなくてはならず、いろいろな要素があって初めてパーフェクトとなる。いいパーティには、いいロケーション、いいサウンドシステム、最高の友達、もしくは音楽を楽しもうとやってきた楽しい仲間、そしてもちろんDJ SNEAK!なぜなら俺はいいパーティーを作れるからさ! プレイ前から計画することはまずないんだ。ただ自分には、クラウドがどういうパーティーにしてほしいのか、俺にどっちへ持って行ってほしいのかを理解する経験と自信と音楽がある。音楽はいつもたっぷり準備してある。俺は今もCDプレイヤーでDJするので今も分厚いCDブックを持っていくよ! 今年、ルーマニアのママイアで行われた「SunWave8フェスティバル」で7時間半プレイしたんだ。暑さで倒れる寸前までプレイしたよ。楽しかったね! 今も料理はよくしているけど、ここ最近は主にリミックスやオリジナル曲を料理してDJやプロデューサーとしての仕事をこなしていることが多い。もちろん今もキッチンやバーベキューでバッチリの仕事は出来るけどね。いつかいいシェフになれると信じてる! 日本のみんなと最高のハウスミュージックを一緒に楽しめることを、本当に楽しみにしている!踊る準備をしておいてくれよ!