INTERVIEWS

Neil Quigley

子供のときからアイルランドのいろいろな民族音楽を楽器を演奏していました。しかし、あまりこのスタイルの音楽は好みではありませんでした。それよりも、Jean Michelle Jarreのアルバムや、その他のエレクトロニックミュージックを好んで聴いていました。子供のころに音楽を勧めてくれてた両親には感謝しています。音楽的な耳を訓練できましたからね。 10代前半にアシッドハウスが流行になり、すぐに魅了されました。しかし、最初はトップチャートに入っているメジャーな曲しか知りませんでした。Inner Cityの「Good Life」、D'Mobの「We Call It Acieed」、 S-Expressの「Theme From S-Express」などです。アシッドハウスというジャンルには、このような曲しかないと当初は思っていました。しかし、のちに友達と1週間くらい旅行に行き、あるDJと出会いました。そこで、アシッドハウスには自分の知っている以外にもたくさんの曲があることを知り、大きなムーブメントが存在していることも知りました。そのときに、このカルチャーに入り込みたくなりましたね。 楽曲は、LogicとAbketon Liveを使って制作しています。あとは、Maschineといろいろなソフトシンセを使っています。アナログのシンセはひとつも持っていませんが、欲しいコルグのビンテージシンセがあって、近々ゲットしたいと思っています。 すばらしいギグはたくさん経験しました。私の経験から、よいギグは小さなイベントです。お客さんとの親近感があり、特別なバイブを作ります。しかし、ロンドン"Fabric"での最初のギグは特別でした。あそこでプレイしたいとずっと思っていましたからね。 想像がつきませんね。私にとって音楽なしの人生は考えられないです。けど子供のときは宇宙飛行士になりたかったから、もしかしたらそれかもしれませんね。 映画をよく観ます。どちらかといえばドキュメンタリー系が多いです。ハリウッドの幻想的な大作よりも、リアルな人生を描いた作品の方がおもしろいですからね。また、サッカー観戦をしたり、妻や友達と時間を過ごすことも多いです。 幸いなことに私はDJとして世界中を旅することができています。しかし、アーティストとしてのもっとも音楽的な成果を作るのは未だこれからだと思います。 イタリア出身のデュオ、Tone Floatはすばらしいアーティストです。彼らは、これから飛躍することを期待しています。また、Stimming、Martin Buttrich、Gabriel Ananda などは非常にハイクオリティな楽曲を制作しています。トラックのリリース数よりもクオリティがものをいっています。 現在は、DJセットでよくプレイするハウスのEPを制作中です。また、Tone Floatとのコラボレーションも行っています。これはとても楽しみです。
リミックスでは、Taras van de Voorde and Estroeのトラックのリミックスワークを終え、現在は、Time writer and Terry Lee Browの「REFiNE」、Hernan Cattaneoの「Sudbeat」のリミックスを制作しています。 8月5日(金)のModuleでパーティーしましょう!皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!