INTERVIEWS

Dublee

「monologue」を出すまでに"mule electronic"から3枚のCDアルバムとEPをリリースしてきました。それまでにライブもたくさん行っていたので、ライブも何か形として残せるといいなと考えていました。なのでCDという形で出せたことはとても良かったと思っています。マスタリングやジャケットを含めてとても愛着がありますね。 未発表曲で構成したライブなので、既発、未発を織り交ぜて行う普段のライブよりショウケース、作品的要素が強いですね。質感やグルーヴも今とちょっと違う気がします。 「monologueを聴いて、とても好きになりました」という方もいらっしゃるので、うれしく思います。 今はちょうどエレクトロニックを含め、音楽業界そのものが非常に混沌としていると思います。媒体を含めた新たなビジネスモデルが模索されています。「ひょっとしたら、音楽にそもそも値段なんてつけられないのでは・・・?」と感じることすらあります。そんな中で、壮大な夢と情熱を持ってレーベル運営され、意欲的にリリースされているので応援したいですね。 もともとはサウンドのテクスチャーや質感にもっとも拘っていました。繊細であり力強い音が好きです。最近やっとグルーヴについて考えるようになりました。 Cocoonが08年、baroqueが07年くらいに作った曲です。このころはやっぱりテクスチャーや質感を重視していましたね。Cocoonは、特に気に入っていて、リミックスバージョンをライブでいつもプレイしています。 "今の自分"を表現する場と考えています。聴き手にダイレクトに音を伝え、空間を共有することのできる貴重な場ですね。ライブでプレイしてみた時の感覚が、トラック製作にも大きな影響を与えていると思います。 自転車操業的ですが作っていますよ。しばらくは、グルーヴを意識したものになるはずです。 マイペースに活動させていただいています。ライブ、リリース共に継続してやっていくつもりです。リリースについては"Apt.international"からいくつかリリースが決まっています。 2011年12月にはclubberia podcastにて最新のライブセットを配信させていただきました。「monologue」から変わらない部分と変わった部分があります。ぜひ併せて聴いてみてください。