INTERVIEWS

Yppah

本格的に始動したのは2003年からだね。その時はまだYppahという名前ではなかったけれど。自分が知っている方法でただ曲を作ろうとしていたんだ。好きな音楽のパーツを見よう見まねで参考にしながら曲を作っていたんだ。 それはとても自然なことだったよ。最初は、自分が何をやりたいか分からなかったんだ。早い時期から自分の中には色々な音楽の要素があったしね。それで何年か曲を作っているうちに、自分がどんなサウンドが好きなのかが分かったんだ。それはドローンっぽくて少しぼやけたようなサウンド。それとずっと好きだったブレイクス。ビートをチョップして組み直すようなね。ある時「シューゲイザーとブレイクスだ!」と突然閃いたんだ。いつのことだか思い出せないけど、それが今の僕のスタイルになったんだ。そのスタイルから外れるというのは、ちょっと考えられないね。 「成し遂げた!」という感じだね。エネルギーに満ちた気分だよ。この後のツアーのことを考えると本当に興奮するんだ。それから「アルバムやそのジャケットについて、皆どんな反応をしてくれるんだろう」とかね。ワクワクするよ。基本的にそういう気分はアルバムを完成した後にやってくるんだ。でも少し困ってもいるんだよ。僕はいつも仕事を先延ばしにする癖があってね。この先にやるべき仕事がたくさんあるんだ。(笑) うん、それは確かだね。プロダクションに関して言えば、最初の2枚のアルバムの良いところと、ここ何年かで学んできたこと、全てをブレンドすることに集中したかったんだ。そう決めて楽曲をつくったから、全体的にクリアーなサウンドになったんだ。
テーマの大部分は僕の人生についてだね。自分でも気がつかなかったことなんだけど、Yppahというプロジェクトで僕は、色々な出来事が起きて、何かを感じるたびにトラックを作っていたんだ。それに気付いてからはアルバムにタイトルがついて曲を仕上げるのが楽になったね。今までは何かコンセプトに沿って曲を作るということが無かったから、コンセプトを持ってそれにフォーカスするというのは僕にとっての大きな変化の1つだね。 僕の生まれた年なんだよ。さっきも話したけど、アルバムの曲が僕の人生の様々な瞬間のサウンドトラックであるということに関連しているんだ。 「Soon Enough」だね。曲の前半のアイディアはすぐに浮かんできたんだ。そこまでは本当に早くできたね。それから曲の後半を考えたんだ。作業を進めるにつれて次第に確信が持てなくなってね。それでトビー(Ex アノミー・ベル)がヴォーカルを入れてくれたんだ。そこで曲の後半を変えるべきだと確信が持てた。トビーのヴォーカルが曲の残りを完成させるにあたって良い刺激となったんだ。今では大好きな曲の1つだよ。 前からヴォーカル作品は作っていたんだよ。だけどイメージ通りのヴォーカルがいなかったんだ。もしトビーにトラックを送ってなかったら、今回も同じ結果になっていただろうね。彼女には新しい音源で歌ってもらいたくて、試しに彼女が1つのトラックにヴォーカルを入れてくれた。それがとにかく素晴らしかったんだ。トラックそのものを称賛してくれているかのようなできだった。彼女はレコーディング技術も卓越しているからミックス自体も簡単だった。ちょうど彼女自身もデモを作っていたところだったから、結果的に4曲で歌ってもらってストリングも加えてくれたんだよ。こんなにうまくいくなんて嬉しい驚きだった。運命的なものだったと思っている。 僕は自分がいつも聴いている音楽に執着があってね。それはスミスとかデビッド・ボウイ辺りのもので、今は80年代のロックやニューウェーブの中に自分の音を探っているんだ。 僕はアルバムが完成してからもクリエイティブな勢いが衰えない。だからできる限りはYppahの新曲を作り続けていくつもりだよ。既に別のリリースのための曲が十分にあるんだ。だから「Eighty One」から時間を置かずにアルバムをリリースできればと思っているよ。それと数ヶ月後にはアノミー・ベルと別のプロジェクトを始めるんだ。それも出来るだけ早くリリースしたいと思っているよ。 日本の皆のサポートには本当に感謝しているよ。近いうちに会えることを楽しみにしているよ!
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