INTERVIEWS

DOUSK

ああ、それはどうもありがとう!でも、実は今回、アルバムのテーマや方向性は特に考えていなかったんだ。最初からアルバムを作ろうと思って、それぞれの曲を製作したわけではなく、逆にある程度、曲が揃ってきたから、それらをどういうふうに並べてアルバムにしようか、というアプローチだったんだ。でも、完成したアルバムを最初から最後まで聴くと、何となく一体感があるんだよね。 アルバムを聞くとうれしくなるときもあるし、悲しくなるときもある。なぜ、そのせりふをアルバムジャケットに書いたのかというと、僕の音楽をとおして、リスナーに感情的な反応を起こしたいからなんだ。それが僕にとっては、すごく重要なポイントだね。 僕は客観的に判断できないから、なんともいえないな(笑)。でも、僕の立場から見ると、それぞれのギリシャ人アーティストが自分自身の独特なスタイルを表現できているように見えるよ。 ギリシャには、いろんないいアーティストがいるけど、チェックすべきはChris Nemmo, Mikael Delta、BiG、Christian Cambas、Pridon、Tokyo MaskとIonって感じかな。ここには、新人ではないアーティストも含んでいるけどね。あと、ギリシャ人じゃないけどHiroshi Watanabe(渡辺浩、Kaito)もすごくいい(笑)。僕たちは彼のサウンドがすごく好きなんだ。 なぜ、アルバムのタイトルにしたのかというと、僕にとって今回のアルバムはDIYみたいなアプローチだと思ったからなんだ。自分で曲を作って、それを並べたらアルバムになって……というプロセスを全部1人でやったからね。DIYというコンセプト自体が好きなこともあるけどね。 ええと……幅広い(笑)。わからないな。関係ないかもしれないけど、僕がこれから作っていく音楽は当然、現在作っている音楽より進化すると思うし、僕の音楽に対するアプローチも進化していくと思うからね。 人生はやはり一番大きな影響だと思う。まあ、女性からも大きな影響を受けるけどね(笑)。 コンピュータを3台とPowercoreなど、外部のDSP、KorgのシンセサイザーとMIDIコントローラーを使っているよ。あと、外部の音を取り込むのにMDをよく使うかな。 すごくいいアーティストたちだと思うけど、僕はそういうサウンドだけではなく、いろいろなジャンルの音楽が好きだよ。 そう、すごく楽しみにしているよ!多分、日本に行ったらギリシャに戻りたくなくなると思うな。本当に、日本でDJするのをとても楽しみにしているよ。日本人の女性はとても素敵だという話も聞いているしね(笑)。楽しみです!!