OSCAR L:
今回が初めての来日なんだ。日本文化にとても興味があったので今から楽しみだよ。そして、東京でも3本の指に入るクラブでプレイできることは光栄だと思ってる。参加してくれるみんながOscarLのサウンドに満足してくれることを願うよ。
DO SHOCK BOOZE:
彼のスペインでのステータスや彼の楽曲が持つポテンシャルに以前から興味があり、自分のDJ SETでもハウシーでファンキーな時間を作りたいときは積極的に使用していました。あとは、OSCAR Lがとにかくイケメンだからです。(笑)。そこで僕のリスペクトするパーティーの1つ、SESSIONの大西さんに相談したんです。そこが始まりですかね。それからTUNE a.k.a FUKUI君やGORO君など、信頼できて彼を普段のDJセットからサポートしているオーガナイザーたちに協力を得て今回のツアーを組みました。
OSCAR L:
幸運なことに、SHINSHY RECORDSはどんどん成長し始めてて、今ではハウスシーンとインターナショナルなテックハウス界でもっとも重要なアーティストを抱えることができたんだ。例えば、Dj Chus、Luciano、Umek、Borisたちのような、エレクトロニックシーンで最もビッグなDJのサポートを受けてね。近い将来、SHINSHY RECORDSがダンス音楽における評価の基準になることを望んでるよ。
DO SHOCK BOOZE:
TOTEM TRAXXは立ち上げてもうすぐ2年が経過します。まだ新興レーベルなので、クオリティーが高い作品を1つ1つ大事に発売していければと思っています。音楽は当たり前ですが、アートワークやレーベルのブランディングも徹底していきたいと考えていますし、レーベルの持ち味でもあるオーガニックさが漂うベースハウス、パーカッシブサウンドには磨きをかけていきたいです。また、僕らレーベルのショーケースパーティーでは毎回、入場時の服装についてお勧めのドレスコードがあるので、お客さん自身が主役になり自由に表現できる場としてハチャメチャに盛り上がってほしいですね。一部の人だけでなくもっと浸透、いいアイデアがあればどんどん導入していきたいです。
OSCAR L:
僕の得意分野の1つである、テックハウスの持つ可能性を表現したつもりだよ。「Punk or Funk Music」は、ダークなベースラインとテクノサウンドの両方を持つパワフルなトラックだと思うよ。
DO SHOCK BOOZE:
このコンピでは、RIGHT SIDEがハウス中心で、LEFT SIDEがミニマル中心の2枚構成になっています。コンピに関してはいろいろな考え方がありますし、収録するトラックには限りがあるので選曲にはかなり悩みました。
OSCAR L:
Pioneerの革命的なミキサーであるDJM900と、CDJ2000は僕には欠かせない存在。これらは常にTraktor Pro上の4デッキとミックスすることで、より大きなダイナミズムと創造性を与えてくれるんだ。スタジオワークでは、LogicAudioと、NativeInstrumentsパッケージとしていくつかのプラグインを使ってる。何年か前はもっと多くのハードを使っていたけど、PC自体の安定化が進んだことで今では何でも簡単に、使いやすくなったよね。
DO SHOCK BOOZE:
楽曲はAbleton LiveやReason、Massive、KorgやNovationのハードウェアシンセを幾つか使用します。最近の東京でのDJはタイトな時間の中でやらせて頂くことが多いのでCDが中心です。時間が少ない中で大量の楽曲が入ったPCを持参すると選曲がブレてしまう傾向があるんです。1時間以上の場合はTraktor ProとMIDIコントローラー、外部ミキサーを使用しています。
OSCAR L:
スペインのクラブシーンは今が最高とはいえないんだけど、常に時流に逆らうアングラなクラブがいくつもあるよ。景気悪化も関係しているかな。もちろん、イビサは夏のエレクトロニックミュージックの金字塔的な存在だ。そして毎年そこでプレイできることは、僕をアーティストとしても成長させてくれているんだ。
DO SHOCK BOOZE:
LIVE SETを整えられた環境できちんとパフォーマンスしたいというのはあります。あとは・・・桂由美さんのファッションショーや東京大学での実験的で斬新なファッションショーでのBGM制作など、クラブフィールド以外での活動にも力を入れているのですが来年は、さらにアクティブになると思います。
OSCAR L:
熱心なリスナーにたくさ会ってみたい。そして、何よりそこでプレイできるのが楽しみだよ。自分の仕事を楽しめることが1番大切だからね。
OSCAR L
みなさん、日本の素晴らしいクラブで会いましょう。目を見張るようなDJセット、強固なリズムとパーカッシブでパワフルな音楽を楽しんでもらいたい。きっとスペシャルで忘れられない夜になるだろうし、僕も楽しみに待っているよ。
DO SHOCK BOOZE:
夏らしいパーティーになれば本望です。安易に是非、ド派手に盛大に!という言葉は使いたくないですから来てくれた人たちに思いっきり楽しんでもらえたらと思います。そのための努力でしたら精一杯やりたいですし、来年も日本にとってエキサイティングなことを企画していければと思います。そして、アルバムを是非聞いてほしいです。
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