- 日本にようこそJullian、まずは簡単に自己紹介をお願いします。
初めまして、Jullian Gomesです。南アフリカで生まれそこで育った。実際は、両親がポルトガル人なんだけどね。アーティストとして楽曲のプロデュースやDJを行っているよ。
- 日本での初めてのギグはどんな印象を受けますか?日本に対して既に何かイメージを持っていますか?
まずは、日本でDJをする機会がもてて嬉しいよ。ついに行けるんだ!って感じかな。いつも日本で自分の曲をかけることを夢見てたからね。僕を呼んでくれたミドリには本当に感謝してる。
- 日本でも知名度のあるAtjazzとアルバムを製作していると聞きましたが、どのような経緯で彼とのプロジェクトが始まったのでしょうか?
遡ると僕が高校生の時だったんだけど、従兄弟と組んでたユニットG.FamilyがAtjazzの「Love Someone」って曲をリミックスしたんだ。その時にMartin(Atjazz)とRobert Owensが僕らのヴァージョンをとっても気に入ってくれてリリースすることになった。それからMartinが南アフリカにツアーでくる機会があってそこで意気投合。その後、僕が2011年のSonarでバルセロナにいる時、帰り際にイギリスにある彼のスタジオで「Overshadowed」って曲を作ったんだ。そして今のアルバムの共作に繋がったってわけさ。
- それではその完成間近のアルバム『The Gift The Curse』リリースが非常に待ち遠しいですが、このタイトルの意味は何でしょうか?
直訳すると「Gift=贈り物 Curse=呪い」なんだけど、、、人生はいつも良いことや悪いことの連続だから、自分にとっての悪い部分を乗り越えそして前進していくために、どうやったら自分の良いところを見つける必要があるのか?このアルバムはそんな人生の矛盾に基づいたテーマから作られたんだよね。
- 楽曲製作をする時に主に気をつけていることは何でしょうか?あなた自身の方法などがあれば教えてください。
僕は常に自分が経験した特別な感情を表現する「はけ口」と言ってもいいくらい、特別な想いで音楽をやってるんだ。だからただ作るために曲を作るってだけじゃダメなんだ。他のアーティストのためのリミックスに時間がかかってしまうのはそのせいかもしれないね。
- あなたは既に地元の南アフリカでは有名な存在だと思いますが、南アフリカのダンスミュージックシーンは一体どのようなものなのでしょうか?他の国と比較して違うところなどはありますか?
南アフリカは僕の故郷であり、生活や考え方そして魂が常にそこにある。特にハウスミュージックにおいては凄まじい文化と場所があるんだ。僕らにとってはある意味ポップカルチャーの一部に近いものがあって、みんないつもハウスミュージックを愛してる。ここに来ればラジオやテレビ、地元のお店といった感じでどこでも聴けるんだ。南アフリカという国がどうやって僕の音楽を受け入れてくれるかってことに関して言えば、すごくくいい環境だよ。
- 次に控えているプロジェクトなどはありますか?秘密でなければ教えてください。また自身の将来についてのアイデアなどはありますか?
そうだね、ハウスミュージックや音楽全般においてどうやって全身していくのか、どんなプロジェクトが出て来るかっていうのは僕の頭の中に少しはあるね。でも今は新しいアルバムのプロジェクトに耳を傾けなきゃいけないだろうし、そこから何かを得る必要があると思っているよ。
- 2010年にRed Bull Music Academy以下に在籍していましたよね?そこでの特別な思い出はありますか?そして同じ時期に日本からHiroaki Oba氏も在籍していたと聞きました。彼とはまだ親交はあるのでしょうか?
アカデミーでの出来事は僕にとって本当にいい経験になったんだ。たぶん参加者全員が口を揃えて同じことを言うだろうね。今思えば人生が変わるような出来事だったよ… そう!そこで僕の最初のシングルでもある「Love Song 28」ができたんだ。たぶん心を揺さぶられることがたくさんあったんだろうね。非常に価値のある曲だよ。ヒロの事は覚えてるよ!彼は素晴らしいアーティストだよね。もちろん今でも交流はあるさ。
- 日本に着いたら音楽以外で何かやりたいことはありますか?
もちろん!なんでもやってみたいな。たぶん君が「東京」って言葉を口にしただけで、僕の頭の中は光り輝くに違いないね!街や人々そして文化、どれも本当に楽しみにしてるんだ。
- 最後に、日本の皆さんにメッセージをお願いします。
日本の皆さん、日本でプレイできることを誇りに思います。そして素晴らしい夜になることを望んでるよ。
- Event Information -
タイトル:EUREKA! with Jullian Gomes
開催日:7月5日
会場:MODULE
時間:21時
料金:DOOR¥3,000 WF¥2,500
出演:[BLACK B2F] Jullian Gomes(Atjazz Record Company/South Africa), Dazzle Drums, Keng(Unite Music), Midori Aoyama, Aiko Morita, [RED/BROWN B1F] sio, JAVA(Silent Music), Shintaro Kume(CSH4/music.jpJAM official music selector), kosuke itoda(SLEEPING BAG), Kazizi(Greyhound), QooZILA(FEET OFF THE FLOOR)
■詳細
http://www.clubberia.com/ja/events/210372-EUREKA-with-Jullian-Gomes/
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