INTERVIEWS
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Mr Ties

- DJを神聖化することは、初めて来る人たちや知らない人たちには関係ないでしょ。どんな有名なDJであろうと「homopatik」に出演するDJは、DJとしての真の実力が求められるんだ。-
 
 
- 初来日となる今回のジャパンツアーが待ち遠しいです!どのようなツアーになると思われますか?


僕が日本に行くなんて、まだ信じられないよ!本当に興奮しているんだ。DJで僕自身を表現して、みんなを僕の渦に巻き込めるといいな。最高のパーティーを約束するよ!
 
- 日本に関してどんな印象をお持ちですか?どこか行きたいところはありますか?

日本には他のどんなところよりも最高で見逃せないスポットがあると聞いているんだ。僕の親友たちがいろいろと案内してくれるみたいだから楽しみにしているよ。僕の旅のポイントは、ディープなローカル巡りなんだ。
 
- 〈Crue-L〉のボスである瀧見憲司さんはあなたのことを "ここ10年で出会ったDJの中で1番だと断言できる"と称しています。それについてはどう感じますか? 

ワオ!ケンジが僕にそんな褒め言葉を!彼は僕の先生だから本当に感動しているよ。光栄です!彼のミックスCD『XMIX03』に収録されている僕の作品は、ケーキのサクランボみたいなもんさ(笑)。
 
- あなたにとって、DJとはどういうものですか?

LOVE+HATE+PASSION+HANDCRAFT 
 
- 過去のインタビューで "毎月 1000ユーロをレコード代に費やす"と言われているのを拝見しました。もし良ければ、あなたの最近のお気に入りの作品をいくつか教えて下さい。

レコードに費やすお金は多い時もあれば少ない時もある。1日5~6時間レコード屋にいることもあるけど、日によるかな。それにレーベルやアーティストの友達からたくさんのプロモが届くから、お気に入りは常に変わるし選ぶのは本当に難しいよ!新しいものも、古いものもね。音楽の奥深さに毎日感動しているよ。
 
- 「Homopatik」と他のパーティーの違いは何だと思いますか?詳しく聞かせてください。


「homopatik」はみんなが主役となり参加するパーティーなんだ。具体的に言うと、まずDJのラインナップのアナウンスが無いんだ。DJを神聖化することは、初めて来る人たちや知らない人たちには関係ないでしょ。どんな有名なDJであろうと「homopatik」に出演するDJは、DJとしての真の実力が求められるんだ。ネームヴァリューや作品の売り上げ枚数とかじゃなくてね。あとは、毎回テーマを設けてコスチュームを着たり、テーマパークのように会場にデコレーションをしたりもする。「homopatik」に来るみんなにとっては、来る時間や場所は関係なくて、みんないい音楽と雰囲気を楽しみにしているんだ。僕らは毎回全力でパーティーを作る。毎回「homopatik」に来てくれてるみんなに「ありがとう」を言うよ。僕たちのパーティーに来てくれる人たちはみんな最大レベルのエナジーとヴァイブスを持って来てくれるから、本当に最高のレベルで音楽を共感、共有できる。みんなと僕たちは信頼関係にあるからサプライズがあったり、クオリティーにこだわったりして、自由でごきげんに、それぞれが表現する場所を提供しているんだ。これが「homopatik」のレシピというやつかな?
 
- どうしてベルリンに引っ越したか教えてくれますか?あなたにとってベルリンの魅力的は何ですか?

イタリアからベルリンに越してきたのは、レコードでDJするにはベルリンが最適な場所だったからだよ。今はベルリンとイスタンブールで生活してるけど、これから先どこに住んでいるか予想もつかない。僕は世界市民の1人だよ。
 
- これからの計画やあなたが挑戦または成し遂げようとしていることを聞かせてください。

僕はいつも多くのチャレンジを同時にしてるんだよ。おおまかに言うと、何かを作り出すことが好きなんだ。音楽は自分にとって食事みたいなもので、例えば絵を描く事はアートだけではなくて、自分自身を発掘しているとも言えるでしょ?僕は自分の人生の中でパーティーやDJをすることによって、自分の場所と時間が与えられていると感じるんだ。