INTERVIEWS
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「ageHa SUMMER OPENING PARTY」が開催!
ヘッドライナーのELECTRIC UNIVERSEとTSUYOSHI SUZUKIに直前インタビュー

トランス・パーティーは個人にとっても、人類全体においても、非常に有意義なものであると考えている。
パーティーでの経験は人間の可能性を引出し、より良い人生へのヒントになりうるだろう。
ー Electric Universe ー 


 2021年の夏の始まりを高らかに告げるageHa SUMMER OPENING PARTYが7月3日(土)に開催。 この日のメインオーガナイザーであるChurch of TranceのAJが、ARENAのヴァーチャルセットで登場するドイツのElectric UniverseことBoris、日本が世界に誇るサイケデリックトランスの第一人者であるTSUYOSHI SUZUKIにオンライン直前インタビューを行った。

本インタビューは、本記事の上部にあるインタビュー映像から抜粋したものとなっている。是非インタビュー本編も見て、このパーティーにかけるアーティストたちの意気込みを感じていただきたい。


         
AJ:まずは生い立ちやバックグラウンドを教えてください。

Electric Universe:僕は1971年にハンブルクで生まれて、今年で50歳になるよ。義務教育を終えて、オーディオ・エンジニアの学校に入ったんだ。音楽は幼い頃から常に人生の大きな一部だったね。学校ではバンドもやっていて、キーボードを弾いてたよ。20歳くらいに最初のトランス・パーティーを体験して、すべてが変わったんだ。

AJ:最初に行ったパーティーの詳細が知りたいです。

Electric Universe:初めて参加したのは、ドイツの「VuuV Experience」。91か92年だったと思う。これを経験したことによって、人生が大きく変わったんだ。

VooV Festival 1991

91年から現在まで続いている不動サイケデリックトランス・フェス。91年の初回には日本のアーティストMASAも出演。

AJ:音楽以外に趣味はありますか?

Electric Universe:瞑想したり、自分の内側を見ることが多いかな。自分自身を癒すことに力を入れようと思って始めた結果、生活がより豊かになったと思えるよ。これはある意味、音楽とも結び付いているね。

AJ:普段あまりこういう事を聞く機会がないので、TSUYOSHIさんの音楽以外の趣味も教えてください。

TSUYOSHI:父親がプロの野球選手だったから、小さい時は野球をやっていたよ。プロも目指したけど、才能が足りなかったのか諦めたね。それもあって、今も野球を見ることが趣味なんだよね(笑) ヨーロッパの人達がサッカーを見るような感じかな? 自分なりに瞑想する時間もあるけど、パーティー以外の趣味といえば野球かな。

AJ:二人の出会いは?

TSUYOSHI:初めて会った時は、VuuVだったかな?オーガナイザーのAntaroかScottyの紹介だったか、ハンブルクでSangeet達のグループでかな?思い出せないな。

Electric Universe:僕らの関わりから初めて生み出したものはこれだ。(映像ではElectric UniverseがSangeetと共に、Endora名義でリリースしたレコードを見せる。TSUYOSHIが主宰するレーベルMatsuriで出した名盤レコードだ。)26年前の出来事だね。はじめて会った時の事はうろ覚えだけど、当時はTSUYOSHIがドイツに来ると、女の子が「TSUYOSHIがプレイするよー!」って張り切っていたのを覚えてる。本当にスターだった。もちろん、男にもね(笑)
 


Endora『Joy』 


AJ:どんな食べ物が好きですか?

Electric Universe:ラーメンが大好き!本当に好き。タイ料理もだけど、エスニックな食べ物全般かな。ベジタリアンだから、アジア料理でベジタリアンなものなら、何でも。

TSUYOSHI:みんな日本料理って言うと思う。日本人は日本の食べ物が一番だと思っているから。ドイツに行くと、イタリア料理やドイツ料理も美味しいね。ドイツには色んな肉やパンがあって、日本とはまったく違う。新鮮なチーズも素晴らしい。ワインもね。

AJ:次はコロナのパーティーへの影響について聞かせてください。パーティーが世界的に完全に無くなった時期もあって、その大切さというのを再認識したと思います。二人にとってのパーティーの大切さ、そして人類にとってのパーティーの大切さとはなんだと思いますか?

Electric Universe:トランス・パーティーは個人にとっても、人類全体においても、非常に有意義なものであると僕は考えているよ。また、良いパーティーの経験は人間の可能性を引き出し、より良い人生へのヒントになると思う。ダンスミュージックフェス全般的にだけど、特にサイ・トランスのフェスは、新しい意識の形を祝福するための場所で、多様性を尊重する人たちが集まってくる。女性は安心して過ごせるし、喧嘩や争いはない。これは今の社会にとって非常に大事なことで、より明るい未来を作りたいという思考は、今世界に必要なものだと思う。

TSUYOSHI:人は踊る必要がある。古代の時代からずっとやってるからね。10年前も2万年前もそうだった。「祭」というフェスを、人は作っていた。ダンスの必要性は永遠に変わらない。ダンスを含む直接的なコミュニケーションは、人類にとって最も大事なんじゃないかな。

AJ:7月3日のバーチャルセットについて聞かせてください。

Electric Universe:まず、セットのオファーがきてものすごく嬉しかった。バーチャル・セットの誘いは初めてだったからね。そして、色々考えさせられた。何千キロも離れてるクラブのために何ができるのかってね。現場でのパフォーマンスとバーチャル・セットは比べ物にならないほど違うけど、このアイディアには魅力を感じているよ。本当に嬉しいオファーだった。セットの内容に関しては、9、10月あたりにアルバムのリリースを考えているんだけど、主にその新しいアルバムの曲で組む予定だよ。ヒット曲も多少入れるけど、新曲が多いフレッシュなセットになると思う。すごい体験を共有できるはず。期待しててほしいな。

AJ:TSUYOSHIさんからも、7月3日に向けたコメントをお願いします。

TSUYOSHI:オーディエンスへのメッセージではないんだけど、Electric Universeのセットが聞きたくてしょうがないね。新曲も新アルバムも本当に楽しみだね。


ELECTRIC UNIVERSE
ELECTRIC UNIVERSE aka Boris Blennは、90年代半ばよりサイトランスシーンのトップに立つドイツの重鎮。近年では、新たな試みとしてレーザービームと電子センサーを使った新しいサウンドインターフェイスである「レーザーハープ」を自身のライブに導入し、自らも奏者として研究を重ねる。加えて、自らがホストとなり、ビッグフェスを中心にインタビューやレビューを交えたYouTube、ポッドキャスト「PSYCAST」のシリーズをスタートさせるなど活動は多岐にわたる。2015年にスタートしたレーベル「Sacred Technology」からは、Imagine Mars , Outsiders , Vertical Modeなどと共にリリースを加速させている。

Electric Universe Links : 
HPhttps://www.electricuniverse.de/
Soundcloudhttps://soundcloud.com/electricuniverse