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Nothing But The Beat

David Guetta
Nothing But The Beat

 

フランスを代表するDJ、プロデューサーであり、今や泣く子も黙るスーパースター、デヴィッド・ゲッタ。今夏もPACHA IBIZAでの、ひと夏を通じてのレジデントパーティー「F*** ME I'M FAMOUS」での毎週のDJはご健在。そんな多忙を極める中、2年ぶりの新作が登場した。

 

今アルバムは前作同様ポップシーンを席巻する、ヒップホップアーティストをフィーチャー。前作を凌ぐ超豪華なラインナップで、以前にも増してのバンギンぶりを発揮している。ポップかつダンサブルな内容は、まさにお茶の間からフロアまでの、オールマイティ感満載。フロアで踊るもよし、デートやドライブのお供によし、とにかくこれ一枚でアガれてしまう間違いない一枚になっている。

 

注目は、新鋭アーティストに混じっての、ベテランラッパー陣の起用だろう。

「Sweat」では、なんとあのスヌープ・ドッグがウェッサイシーンを飛び出し、軽快なエレクトロサウンドのトラックに合わせ、歌を披露しているのだ。これに関してはPVも必見。相変わらずのピンプぶりが見られる。

また「Little Bad Girl」ではリュダクリスをフィーチャー。こちらはさすがのベテランサウスラッパーだけあって、BPM早めのトラックにも難なく早口フローで挑んでいる。

 

CHRIS BROWNとLIL WAYNEをフィーチャーした「I CAN ONLY IMAGINE」は、エレクトロのパーティーとヒップホップのパーティー、どちらのフロアでかかっていても違和感なく楽しめるクロスオーバーな仕上がりとなっている。フレンチエレクトロサウンドがヒップホップ界やポップ界をも席巻するとは、その昔誰が想像できただろう。またクリス・ブラウンの高音はこういったサウンドに非常にマッチしている。

 

アッシャーをフィーチャーした「WITHOUT YOU」は気持ちの良いテックハウスサウンド。伸びやかな声質と、声域の広さ、そして歌唱力は、4つ打ちに非常にマッチしていて、もっと聴いていたくなる。

 

とにかくアゲの一言に尽きる、リード曲「WHERE THEM GIRLS AT」も忘れてはいけない。ニッキー・ミナージュ、フロー・ライダーによる、男女ラップ。バンギンなトラックに、ニッキーのエキセントリックなフロウが映える1曲だ。またH&MやForever21あたりでかかっていそうで、このまま街に繰り出したくなるような気分にさせてくれる。

 

トラックリスト

 

01. Where Them Girls At 3:30

02. Little Bad Girl 3:12

03. Turn Me On 3:19

04. David Guetta vs. Snoop Dogg – Sweat 3:16

05. Without You 3:28

06. Nothing Really Matters 3:39

07. I Can Only Imagine 3:39

08. Crank It Up 3:12

09. David Guetta & Afrojack – I Just Wanna F. 3:32

10. Night Of Your Life 3:41

11. Repeat 3:32

12. Titanium 4:05

 

Electronic Album

01. The Alphabeat 4:29

02. David Guetta & Afrojack – Lunar 5:16

03. David Guetta & Avicii – Sunshine 6:00

04. Little Bad Girl (Instrumental Edit) 4:02

05. Metro Music 4:13

06. Toy Story 3:45

07. David Guetta & Afrojack – The Future 4:16

08. Dreams 4:48

09. Paris 4:40

10. Glasgow