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DANCE ON THE PLANET “PARADISE” 「Temple of light」リリースパーティー

 7月8日新木場ageHaで、人力トランスバンドの金字塔Hilight Tribeのニューアルバム『Temple of light』リリースパーティーが開催された。この日の目玉は、なんといってもHilight TribeとVini Viciが同じステージに立つということ。Vini ViciはHilight Tribeの代表作「Free Tibet」や、Armin van Buurenも参加した「Great Spirit」を共作するなど数々の作品を残してきたが、ステージ上で正式にコラボライブを行うのは世界初。残念ながら、Vini ViciのMatanは奥さんの出産時期が重なり来日をキャンセル。Aviramのみの出演となったが、それでも世界が注目するパフォーマンスには変わりなかった。

 当日、メインステージではFUNKY GONG、YAMATO & G.T. のプレイ後、ついにHilight Tribeがステージに姿を見せた。途端にフロアには人の波が押し寄せ、演奏が始まると歓声が上がった。民族楽器の生音にしか出せないグルーブには独特のエネルギーと高揚感、そしてなんとも言えない迫力がある。新作『Temple of light』からの楽曲のほか、名曲「shankara」やこの日誰もが楽しみにしていた「Free Tibet」も披露された。「Free Tibet」はHilight Tribe最後の演奏曲だったが、ディジュが鳴り響くと会場はより一層その熱気を増した。そして演奏が終わるとVini Viciがステージに登場。大歓声のなか、Vini Viciによる同曲「Free Tibet」がプレイされた。サウンドに貫くようなキックが加わり、バンドサウンドとはまた違ったサイケトランス感に、Hilight Tribeのメンバーもステージ上で激しく踊り、会場は一体となった。