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自動BGM生成デバイス「AISO」の第2弾にHiroshi WatanabeとOkada Takuroが参加

 サウンドブランディング・音楽制作事業を展開する株式会社エコーズブレスが開発した自動BGM生成デバイス「AISO AUTOMATIC BGM GENERATOR」。昨年10月の第1弾アーティスト音源の発売に続き、第2弾の一般販売をスタートする。

 日々のライフスタイルに根付いているバックグラウンドミュージックの利用シーンにおいて、「楽曲の切替りが気になり作業に集中できない」「好きな曲だけど音楽の主張が強すぎて空間の雰囲気とあわない」「ループしているとさすがに飽きる」といった聞き手の潜在的な問題意識に気づき、「ループしないBGM」「終わりのないBGM」という構想が生まれたことにより本プロジェクトはスタート。「楽曲」という大きなカタマリではなく、小さな「音」のカケラをプログラムがリアルタイムかつランダムに構築し、半永久的に新しい音楽を生成する構造となっている。

 昨年10月の第1弾には、Go HiyamaとKoji Nakamura、duennの楽曲が収録されたデバイスが発売された。そして今回の第2弾には、ドイツ最大のエレクトロニック・レーベル「KOMPAKT」からのリリースでも世界的に知られるDJ/プロデューサーのHiroshi Watanabe aka KAITOとプロデューサー/ギタリストとして活躍するOkada Takuroの参加が決定。Hiroshi Watanabe aka KAITO作曲の『ZERO GRAVITY TRAVEL』とOkada Takuro作曲の『Between Water And Music』が収録されている。

 第2弾のアーティスト音源は公式オンラインショップにて、4月1日よりプレオーダー開始、4月18日より発売、順次発送を開始する。また、今回第2弾の発売を記念し、プレオーダーに限りAISO関連商品が5%OFFで購入できるキャンペーンも実施される。( プレオーダー期間は4月1日〜4月17日。第1弾アーティストも含めた全楽曲がキャンペーン対象となる。)詳細はAISO公式サイトより。


商品詳細

・商品名:AISO AUTOMATIC BGM GENERATOR 
・内容物:microSDカード(1曲分) 再生機器・ACアダプター 
・サイズ:9.4cm × 6.9cm ×高さ3.6cm 
・重さ:130g
・電力:最大15w
・価 格:62,000円(税込み) 
・取扱店:エコーズブレス公式オンラインショップ 



Hiroshi Watanabe aka KAITOからのコメント

僕が今回AISOの制作にかけた想いは、 言うならば、小さな箱の中を覗くとそこには自分にしか見えない宇宙が広がっていることを体感する、 タイムトラベラーボックスであり、時間を忘れ己を見つめ返すことの出来るマインドスコープ。 僕が一番恋してやまないシンセサイザーと言う楽器の音色は壮大な宇宙を感じた事が何よりもこの長い活動の原点であり、 AISOにその思いを託してみたいと思った。
子供の頃に見たSF映画をもう一度初めて見るような、 そんな気持ちが蘇るような事を可能にさせる小さなマシン、手にしたときにワクワクが止まらない、そんな箱。 僕は音楽をアートや芸術として捉えることは少なく、そんな事よりももっとマジカルでファンタジックなことを何よりも重じてる。 原点回帰できる可能性を秘めた今回の作業は楽しくて仕方がなかった。
普段作り上げている音楽とは明らかに趣旨が違う。
これはここでしか繰り広げられない触れた者だけが体験出来る旅。 この宇宙への旅は再生するた度に行き先は違う。ワクワクしませんか?
誰しも自分は何者なのか?と疑う事がある。
僕たちは旅する宇宙の放浪者。
地球は決して辿り着いた唯一の場所ではなく通過地点。
僕がAISOに託した気持ちは聴く人の原点回帰を促すマインドトラベル。




OKADA TAKUROからのコメント

自動BGM再生装置であるAISOの話をはじめて聞いたときに、何年も前にアイデアノートに走り書きしていた水のような音楽というア イデアをふと思い出しました。温度や重力、囲うものによって常に形を変え続ける水のような音楽。山間部の湧水、波打ち際の揺らぎ、国境を隔てゆったり流れる河、霧に包まれた荘厳な滝、頬をつたう涙、そっと傘の感触を一つずつ確かめるように打つ降り出しはじめの雨、湯気の立った旅館の温泉風呂、白銀の浮かぶ氷で昼寝するペンギン、底の見えない井戸に小石を放り込んだ時に立ち上がる音、コップ一杯の水...etc、と音楽の間。