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京都CLUB METRO、初の企画展 「SPECTER」開催。5組の美術家、音楽家の作品展示ほか、ライブ・プログラムも

 これまでのべ150万人以上を動員してきた、京都を代表する音楽ヴェニューCLUB METROが、初となる企画展「SPECTER」を開催している。本展では、木藤純子、日野浩志郎 + 白石晃一、藤田クレア、毛利桂、八木良太ら5組の美術家・音楽家の作品を展示。会期中には、各作家や関連アーティストがパフォーマンスするライブ・プログラムが行われる。
 
 クラブ内での展覧会となる本展では、木藤純子、毛利桂が新作を制作し、木藤純子はフロア床面をフロッタージュ(拓本)して作成した平面作品を展示。また、北京生まれ東京在住の美術家・藤田クレアは、関西での企画展参加は今回が初となる。


 
木藤純子《Blue hour》|撮影:市川靖史


日野浩志郎|撮影:井上嘉和

白石晃一|國府理《水中エンジン redux》|撮影:Tomas Svab

毛利桂|撮影:Fabio Lugaro


藤田クレア《Interrelations ~version 1 : (1 + √5)/2+x~》|撮影:加藤健


八木良太《Time Resonance》|撮影:表恒匡

 展覧会名である「SPECTER(=亡霊)」は、「見る、観察する」という意味を持ち、ギリシア語のspek-から由来。ステージにDJやバンド、フロアに踊る人々がいない代わりに、自動演奏楽器やサウンドオブジェが配置され、暗い空間の中でそれらがひとりでに音を鳴らし、一方で、現存するクラブでは日本で最も⻑い歴史を誇る同クラブに蓄積された歴史を視覚化。5人の作家による探求を通し、音楽ヴェニューとしてのCLUBMETROを再体験・再観察する。
 
 また会期中の3日(土)、25日(日)、30日(金)に行われるライブ・プログラムには、出展作家のみだけでなく、各回数組の⾳楽家を招聘。クロージング・ライブでは、出展作家である⽇野浩志郎による電⼦⾳楽ソロプロジェクトYPY、佐渡を拠点にする太⿎芸能集団⿎童、UNBE名義でも活動するsax奏者、⽯原只寛のトリオが出演する予定だ。
 
 本企画展は、12月30日(金)まで開催中。ライブ・プログラムなどの詳細は、以下よりチェックしてほしい。

企画展「SPECTER」詳細はこちら

https://www.metro.ne.jp/news/2022/11/26/specter/


■CLUB METRO EXHIBITION SERIES VOL.1 「SPECTER」


会期:2022年12月1日(木)〜12月30日(金) 13:00〜18:00
会場:京都 CLUB METRO
料金:入場料 ¥1000 (1D代別途)

アーティスト:
木藤純子
日野浩志郎 + 白石晃一
藤田クレア
毛利桂
八木良太

CLUB METRO公式サイト
https://www.metro.ne.jp/