クラシックな「Technics SL-1200 MK2」ターンテーブルのレゴ版が、レゴ社のアイデアボードに提出され、大きな注目を浴びている。このファンメイドのデザインは、10,000票を獲得すれば、レゴによる実際の製品化検討の対象となり、世界中の店舗での販売も視野に入れる予定だ。現在、このプロジェクトへの支持者は394人に達した。
このアイデアを提案したのは、ハンガリーのデザイナー Tomasso Builds だ。Tomassoは1979年に発売された元の製品について、「これまでで最も象徴的で認識しやすいターンテーブル」と高く評価している。2,215ピースで構成されるこのレゴ版ターンテーブルは、元のターンテーブルの要素に忠実でありながら、よりおもちゃらしい外観を実現。さらに、本物の機能を模倣した遊べる機能も複数備えている。
Tomassoは、このデザインについて「ラジオやダンスクラブのDJの世界に革命をもたらした伝説のターンテーブルです。元々1972年にSL-1200として発売され、その後継機であるSL-1200 MK2が1979年に登場。DJプレイやスクラッチの標準的なターンテーブルとして急速に普及しました。」と説明。
このレゴ版ターンテーブルには、内蔵モーター駆動のプラッター、スタート・ストップボタン、7インチレコードのスケールに合わせたプラッター、バランスウェイトとアンチスケーティングノブが調整可能な機能するトーンアーム、調整可能なピッチスライダー、取り外し可能な45回転アダプターなどが含まれている。
レゴDJ機材のレプリカはこれまでにも制作されており、2017年には、ベルリンを拠点とする会社Numodeが、「TB-303」「MPC-2000XL」「TR-808」、さらにはミキサーと共に「Technics 1200」の初期バージョンなど、象徴的なアナログ電子楽器とスピーカーに基づいたカスタムレゴデザインを発表。
最近のファンメイドデザインには、ミュージシャンで創造的なLook Mum No Computerによって制作された、ほぼ完全にレゴで作られたDJデッキのレプリカのほか、同じくレゴのアイデアプラットフォームに、「Pioneer CDJ 2000 Nexus」のレゴバージョンも提出されている。
「Technics SL-1200 MK2」詳細はこちら
https://ideas.lego.com/projects/4dcdbdd5-0731-41a2-92eb-5e908b695da9
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