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Ramon Tapia

Say What? / Aella Music / 100% Pure / From Belgium

El Carlitto (エルカリート) こと Ramon Topiaは、チリ人のミュージシャンである父と、オランダ人の母のもとに産まれる。

Gabba、Michael JacksonとQuincy Jonesをルーツにしている彼は、幼少期から様々な音楽に影響を受ける。金細工職人を目指していたRamon Tapiaはある日、姉の影響でエレクトロミュージックに目覚める。

Front 242、Frank De Wulf、Kraftwerk、A Split Second、Tyree Cooper、Kevin "Reese" Saundersonなどのサウンドに魅了され、ベルギーにおけるテクノの神聖地であるアントワープに移り、レコードを買い始めDJを始める。

金細工職人になるために勉強する傍らレコードショップでも働き、多忙な日々を過ごしている中、2004年にCorachiからTrilogyを発表しEl Carlittoの音楽人生が本格的にスタート、そしてKling KlongやTSUBAからもリリースする。

2007年にはEl Carlitto名義からRamon Tapiaへ変更しファーストシングルはYellow TailからUhuを発表し、のちにCraft Music,Flash,Great Stuffからリリース、2008年にはGreat Stuff Recordingsからファーストアルバム『Mini Jack』がヒットし注目を浴びる。

2010年にはセカンドアルバム『SUNKA SANKA』を同レーベルから発表し、Josh Wink, Michel Cleis, Thomas Schumacher, Len Faki, Riva Starr, Joris Voorn, Sebastian Leger, 2000 And Oneなど多くのアーティストから賞賛を受け世界中に名が知れる。

そして、ハウスミュージックの老舗レーベルであるStrictly Rhythmからエクスクルーシヴエディット、リミックスのみで収録されたStrictly Rhythm Vol.6をリリースするなど、現代のハウスシーンをリードする存在にまで成長する。

Sebastian LegerのMistakes MusicからSecret Cinemaとの共作Pass The Dutchieを発表、Riva StarrのレーベルSnacth!からYou Got To (Keep Movin)を発表するなど次々と有名レーベルからリリースのオファーがたえない。

2011年には2000 and oneのレーベル100%Pureから“Talk To Me”、オランダの人気テックハウスレーベルのRemote Areaから“DAY ONE”、そして翌年にはカナダの名門レーベルMagnetic Recordingsから“Don't Go”の各EPが大ヒット。

Richi Hawtin, Dubfire, Loco Dice, Nic Fanciulli, Paco Osuna, Luciano, Karotte, Michel De Hey, Monika Kruse, Gregor Tresherがこぞってプレイするなど一躍トップアーティストの仲間入り果たした。

彼の楽曲はバックグラウンドでもあるラテンのリズムにドライブ感のあるビートに合わせるハーモニー、ビルドアップ、ブレイクダウンが混ざり合い、彼が若い時に受けたインスピレーションである、楽しい、元気のあるパーティースピリットが詰まっている。

そして、チリ人の父とオランダ人の母に生まれ、様々なカルチャーの中で生活をしてきた彼ならではの発想力と吸収力なのかもしれない。

楽曲製作と同時にDJ活動も勢力的に行っており、Loco Diceが世界12都市で開催された300人限定、レコードのみでプレイする『Under 300』において自国開催のパートナーとして抜擢されるなど他、ビッククラブやフェスなど世界24カ国回るなどRamon Tapiaの人気の高さ物語っている。

現在、Hermanezとの共同で行っているAella Musicに、自身レーベルSay What? Recordingsを立ち上げ#001“The Cry EP”を発表、自身の楽曲にSecret Cinemaをリミキサーに迎えるなど、プロデューサーとしても活動をスタートした。

名実共にこれからますます進化を続けるRamon Tapiaから目が離せない。