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Robert Lippok

1966年、ベルリン生まれ。ミュージシャン、ヴィジュアル・アーティスト、舞台美術デザイナーとして様々な活動を行なう。90年代にステファン・シュナイダー(Kreidler)とロバートとロナルドのリポック兄弟の3人によるTo Rococo Rotを結成し、ポスト・ロックとエレクトロニカを軸に、実験的なミニマリズム・サウンドをベースにしながらも、躍動感溢れるサウンドを実現。その後のソロ活動における彼のアプローチは、シンプリシティというスタイルに集約され、そのメロディラインと音の造形においては、限りなくミニマルに、限りなく純粋に整えられ、そうして洗練された様々な曲のコンポーネントが具現化されている。2001年に発表した『Open Close Open』はFACTが選ぶ<Raster-Noton>のベスト20の1枚に選出され、2000年代ミニマル・ミュージックの代表作と評されている。2012年、同レーベルより最新ソロ作『REDSUPERSTRUCTURE』を発表。