■Marko Fuerstenberg [ Baum / Echochord / Ornaments ]
Marko Fuerstenbergは1976年にドイツのテューリンゲン州に生まれDepeche ModeやA-ha、New Orderをはじめとする80年代の音楽に影響をうける。その後Dolbyという名義のもと制作した音楽をテープにおさめる。95年にはX-trax、Force inc.、Klang、Basic Channelのようなレーベルに影響をうけながら音楽制作を行う。2000年には地元の友人たちとVertikal 23という名義のDownbeatとTrip hopプロジェクトを開始する。ネット上で音楽を配信する過程でネットレーベルThinnerに出会い、Dilby名義のトラックを2002年に発表し、その後もRealaudio、Stadtgruen、Instabilなどのネットレーベルからトラックを発表、Digitalverein, Rktic、Lod、Goldfarbなどのレーベルからもリミックスを提供する。
2003年から2005年までの間には世界中のフェスティバルや主要クラブにブッキングされるようになる。2003年にSurphase名義のトラックが『Thinner Allstars pt.1』に収録され発のヴァイナルとして発表されたトラックとなる。その後すぐにMarko Fuerstenberg名義に音楽活動を切り替える。2006年にライプツィヒに拠点を移し、a.r.t.less、Tfe、Rotaly Cocktail、Ornaments、Baum Records、Echocord Colourなどのレーベルからリリースを続け、クラシックなダブテクノと新しいテックハウスの要素をからめた彼の独自のライブ演奏はファンを魅了し、ダブ、ディープテクノを語るに欠かせないアーティストとなる
■Patrick Zigon [ Cocoon / Puzzle Traxx / Galaktika ]
ドイツ・スイスの国境で自然が豊かな美しいコンスタンツという街で生まれ育ったPatrick Zigon。彼が小粋で斬新なビートを生み出しているのは、その雄大な環境に日ごろから触れているからなのかも知れない。1996年にエレクトロニックミュージックの音楽活動を開始以後、ドイツ南部のダンスミュージックシーン創設と発展に著しく貢献したDJ/Producer/Promoterである。
これまでにCocoon, Puzzle Traxx, Sounderground, Tanzbar, Turbo, Great Stuff, Trapez, Traum, Treibstoff, Galaktika, Be As One, Yellow Tail, Kling Klong, Session Deluxe, Highgrade, Viva Music, Monique Musiqueなど実に様々なレーベルからハイクオリティーな楽曲をリリース。その中でも2007年にCocoonからリリースされた"Guy Gerber & Shlomi Aber - Sea of Sand (Patrick Zigon RMX)”は、深遠でヒプノティックな世界観を表現しつつも、彼の持ち味である斬新なビート感を打ち出し、テクノ・トランス・ハウスとジャンルの垣根を超えてのクロスオーバーヒットとなった。
昨年に続いて二度目の来日となる今回はアルバム『THE ALPHA STATE』のリリースが迫ったまさにベストなタイミング!!自身でも心の一部だと語る催眠的でトランス感のある世界へと私たちを導いてくれるだはずだ。