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UNIT 8TH ANNIVERSARY PARTY featuring ANDREW WEATHERALL

2004年にオープンし、都内最高峰のクオリティを誇るシステムと代官山という立地がら都心に位置しながらも純粋なミュージック・ラヴァーズが集う場所として、オーディエンスは元よりこれまで出演した多くアーティストから高い評価と信頼を得てきた代官山UNITの8周年となるアニヴァーサリー・パーティー! これまでもオーディエンスの度肝を抜く数多くの伝説的なアーティストを招聘してきたUNITのアニヴァーサリーだが、8周年を迎える今年は2日連日での開催、そしてこれまで同様に"まさか"のアーティストの出演が決定!

初日となる7月6日は20年以上のキャリアを誇りながら、アンダーグラウンド・シーンの帝王として常に第一線で活動し、最も尊敬に値するプロデューサー/DJとして数多くのDJからも多大なリスペクトを受けるANDREW WEATHERALLがロング・セットで登場。そして7月7日はHOLGER HILLER、THOMAS FEHLMANN、MORITZ VON OSWALDたちが在籍し、80年代ドイツのポスト・パンク・シーン(ジャーマン・ニューウェイヴ/ノイエ・ドイチェ・ヴェレ)を牽引、バンド脱退/解散後もそれぞれのメンバーは勢力的に活動を続け現在のテクノ・シーンに到るまで多大な影響を与え続けてきたPALAIS SCHAUMBURGが1stアルバム『Palais Schaumburg』リリース時のオリジナル・メンバーで奇跡の初来日!!

更に本年も例年通りUNIT/SALOON/UNICEの3フロアを全面開放しての開催!! どのフロアも抜け目無しの強力なラインナップがエントリー! 7月6日はANDREW WEATHERALLがロングセットを披露するUNITのフロアとは正反対にUNICE/SALOONではKENJI TAKIMIやFORCE OF NATURE、TOSHIYUKI GOTOといった多数の国内ゲスト陣に加え、日頃UNIT/SALOONでパーティーをオーガナイズするDJ達が一堂に会し賑やかに8周年を祝います。続く7月7日はPALAIS SCHAUMBURGをオールタイム・フェイヴァリット・バンドとして挙げているTAKKYU ISHINOがUNITのアニヴァーサリー・パーティーに初登場!またPALAIS SCHAUMBURGのメンバーとして来日するTHOMAS FEHLMANNはDJとしても出演。SALOONでは毎月第1日曜日に開催している看板イベント Jah-LightがSound Systemを導入し重低音を響かせます! 更にスペシャル・ゲストもあり!と、こちらも盛り沢山な内容。

これまでも多くのメモリアルな空間を作ってきたUNITのアニヴァーサリー。日頃会場に足を運んでくれている多くの人達に感謝を込めて、今年も最高のパーティーを演出する事をお約束します!



TICKET : 5/25(FRI) on sale
チケットぴあ0570-02-9999 [P] 167-332
ローソン[L] 74586
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【ANDREW WEATHERALL】
1963年4月6日、ロンドン郊外の街、ウィンザー生まれ。知識と経験、そして独自の嗅覚に裏打ちされた音楽性をその時々で変化させながら、20年以上にわたって第一線でロックとダンス・ミュージックのクロスオーバーを実践してきた英国音楽界で最もリスペクトされているDJ、プロデューサーである。そのキャリアは、フリーランスの音楽ジャーナリストとして、DJのテリー・ファーリーらと共に立ち上げた音楽とファッション、フットボールの伝説的なファンジン「Boy's Own」からスタートした。1988年にはDJのダニー・ランプリングと出会い、彼が主宰する伝説のアシッドハウス/バレアリック・パーティ「Shoom」を皮切りに、ポール・オークンフォルドの「Future」やニッキー・ホロウェイの「Trip」といったアシッド・ハウス・エラを代表するパーティでDJとしての活動を開始。プロデューサーとしても、1989年リリースのハッピー・マンデーズ「ハレルヤ」リミックスをその第一歩に、プライマル・スクリームのリミックス「Loaded」と後続の歴史的なアルバム『Screamadelica』のプロデュースによって、早くも世界的な評価を確立した。

その後、1990年に設立したレーベル、BOY'S OWNより、自身のプロジェクトであるボカ・ジュニアーズでバレアリック・クラシックと評されることになる2枚のシングルを発表した後、1992年にジャグズ・クーナー、ゲイリー・バーンズとセイバーズ・オブ・パラダイスを結成。同名レーベルも設立し、『Haunted Dancehall』ほか、数々の作品をリリースしながら、トランス、テクノ、プログレッシヴ・ハウスからトリップ・ホップと共振するダビーなブレイクビーツへとその音楽性を変化させていった。

さらに1996年にはキース・テニスウッドとのユニット、トゥー・ローン・スウォーズメンを結成。自身のレーベル、Emissions Audio Output発のファースト・アルバム『The Fifth Mission (Return To The Flightpass Estate』で打ち出したニュー・ハウス、ディープ・ハウス・リヴァイヴァルから、名門レーベル、WARPと契約後、エレクトロニカ、テクノ、エレクトロ・パンクへとさらに止まることなくシフトしながら、2000年にはコンピレーション・アルバム『Nine O'Clock Drop』でその後のディスコ・パンクやニューウェイヴ・リヴァイヴァル到来を予見した。

2001年には現在も続く新レーベル、ロッターズ・ゴルフ・クラブを設立。2004年、ミックスCD『Fabric 19』で展開したミニマル寄りのエレクトロニック・ミュージックに、長年に渡って愛を注ぎ込んでいるロカビリーの要素を持ち込んだアルバム『The Double Gone Chapel』をリリース。この作品では、なんと7曲で初となる彼自身のヴォーカルを披露した。さらに2006年にはシングル「The Bullet Catcher's Apprentice」を皮切りに、ソロ名義での作品制作を行い、2009年にはアンドリュー・ウェザオール名義のファースト・アルバム『A Pox On The Pioneers』を発表。彼の音楽人生を通じて吸収してきた音楽要素を10曲に濃縮したこの作品は、ヴォーカリストとしても堂に入ったウェザオールの新たな世界が切り開かれている。

また、2010年5月には旧知のDJ、プロデューサーであるショーン・ジョンストンをパートナーに迎え、平日木曜部に新たなレギュラー・パーティ「A Love From Outer Space」をスタート。BPM120のテンポに、ニュー・ディスコやハウス、テクノ、サイケデリック/ガレージ・ロックなど、新旧様々なトラックを溶かし込む折衷的なプレイは、彼自身、「ヒプノビート」と呼ぶ、未体験の刺激に満ちたスタイルだ。今年4月にリリースされたばかりの傑作3枚組ミックスCD『MASTERPIECE』は、このパーティの一晩の流れをトレースし、細分化されたジャンルをその手でたぐり寄せるかのようなクロスオーバー感覚が通底した作品であり、プライマル・スクリーム「Uptown」のレア・リミックスほか、ホラーズやウドゥン・シップス、トドラ・Tといった彼が手がけた近年のリミックスも多数収録している。

さらに今春にはワン・タイトルにつき、ヴァイナル300枚限定というコンセプトの新レーベル、Bird Scarerを設立。新たなプロダクション・パートナーであるティモシー・J・フェアプレイのシングルをリリースすると同時に、今秋のリリースが噂されているニュー・アルバムの制作も進行中。最新のインタビューで「長年に渡ってやりたいことを探し続けてきて、自分がキャリアをスタートさせた時期、今のようにジャンルが細分化されていなかった場所がベストであることに気づいたんだ」と語っているアンドリュー・ウェザオールは、今まさに何度目かの絶頂期を迎えようとしている。
(TEXT : 小野田雄)