raid systemは、undergroundに潜伏する複数のユニークなVIRUSが融合して新たなシステム(シーン)を作るというのを表現したストーリーあるアルバムです。これは僕のアルバムであり、仲間たちのアルバムでもあります。よい意味でコマーシャルなものとは一線をおいたアーティストたちの参加は必要不可欠でしたね。
元々アルバム全体でストーリーがあって、曲がストーリーの中の1シーンを担っているわけですが、そのシーンを表現するのにもっとも的確な人を選んでいきました。今回のコンセプトに賛同してくれた国内外のアーティストたちにはとても感謝しています。
元々はDJをやってたんです。2000年前後だったと思います。ヒップホップを中心にかけていたのですが、仲間とターンテーブリズムにはまって、スクラッチをひたすらやっていましたよ。チームルーティンを組んだりと毎日ターンテーブルをいじってましたね。その後、Macを手に入れて音楽を作り始めました。その頃はラップトップでのライブもめずらしかったので、友達にはライブ中メールでもしてるのかと思われてましたよ。EPをリリースしたあとは、リミックスや共作などの形で作品の発表をしてました。なんだかファーストアルバムという気はしないのですが、納得ができるものを作るまで時間がかかりましたね。
ソロはどちらかというとストーリーある作品的な意味合いが強いですが、mad smackの場合は、DJ的な要素が強かったり、ヒップホップをより全面にだした形になります。世界観よりもノリ重視みたいな。ヒップホップをぼくらなりに料理したglitch hopを提案していこうと思っています。まだまだ、glitch hop的なアプローチは日本で認知も低いので広めていければと思っています。
今は7/19(土)夕方から渋谷gameで行うリリースパーティーの準備をがんばっています。今回は参加してくれたメンバーがほとんど参加してくれますので、かなり面白いものになるはずです!普段なかなかやれないコラボレーションなどをやる予定です。また、開始時間も夕方からで、比較的足を運びやすいと思いますのでぜひ!映像も単純にスクリーンに映すだけでなく工夫した見せ方にしようと思っていますので、楽しみにしててください。
まずは、7/19(土)の夕方から渋谷gameでリリースパーティーを行います。また、Jogaとのユニットmad smackでのMix CDやオリジナル音源を制作中です。また、今回のアルバムのタイトルでInsector laboとはまた別のラインとしてレーベルを立ち上げます。こちらは、Insector laboの世界観とはまた違う「なんでもあり」な感じで考えていますので、デモなどどんどん以下に連絡ください。
http://www.myspace.com/broken_haze
また、broken haze名義ではすでにアルバム制作にもとりかかっています。次のアルバムは、西海岸アングラヒップホップの重要ラッパーであるLMNOなども参加や、他ジャンルのアーティスト参加も予定しています。
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