INTERVIEWS

SINDEN

SWITCHと出会ったのは、俺がJESSE ROSEのレーベルを手伝っていた時。すぐに友達になり、トラックメイキングを一緒に手がけるようになった。彼は俺の音楽に対する、熱意とアプローチが気に入ったみたいで、曲に対するアイデアも似ていた。
BASEMENT JAXXのFELIXと出会ったのは、俺が洋服屋で働いていたとき・・・その店でかかる音楽は自分で選んでいたんだけど、そのときFELIXは「いいセレクトだね!」って。そしたら、ある日電話がきて、「今度パーティーを始めるんだけどレジデントとしてDJをやらないか?」ってさ。それが”inside out”だったってわけ。 "inside out"は素晴らしいパーティーだった。これまでのDJ人生でも最高の思い出の一つだね。常に会場はパンパンで、カーニバルのようなワクワク感に溢れているパーティーだった。あれが、俺の最初のブレイクだね。 MAYA(MIA)は良い友達さ。SWITCHが彼女のファーストアルバムを手がけているときに出会った。2007年に、彼女がツアーDJを探していて、ちょうどDIPLOが忙しかった。「やってみる?」って聞かれて「もちろん」と答えた。ラッキーだったね。 HERVEとは本当に波長が合うんだ。スタジオで一緒に作業をしていても彼はスゲー速いし、アイデアも正確だ。いつも影響を受けているよ。パートナーってのは、まず「友達」になってお互いを理解することが重要だと思う。そういう意味で俺らは最高のパートナーだね。
BEEPERは半分遊び、即興で作った曲で、こんなに話題になるとは思わなかったから、ビックリしているよ。 そこら中のパーティーでこの曲を聴くようになって、ビックリしたよ。「BEEPERヤバイね」
って街中で耳にした。ついにBBC(国営ラジオ)までもが繰り返し流すようになった。今日はアメリカ、昨日はヨーロッパ、世界中からメッセージが届いてさ。でもアクの強い曲だから、「愛してる!!」って人と、「なんだアリャ!」って人両方いたけどね。(笑) みんな仲間さ。Machines Don’t careメンバーはすぐに決まった。HERVEや俺が一緒に作品を作ったことのある奴が集まったチームなんだよね。曲作りは、まずコンセプトを決めて、その時にテンションが高い奴、グルーヴがマッチした奴が作業するっていう極めてラフな手法だね。 SWITCHと毎月一緒にやっている俺のレジテントパーティー。
とても自由な雰囲気で、開催ごとに新しい音楽を吸収して進化している。遊びに来るオーディエンスはとてもハングリーで新しいものに飢えているから、毎回様々なジャンルのフレッシュな音楽をかけているんだ。FABRIC LIVEシリーズで12/2にミックスCDもリリースされる。

確かに「SINDENはフィジット」という表現は正しくないね。ジャンルを問わず俺は良い音をかけることだけを心がけているしね。注目のアーティストは、Jack Beats, Zomby, Mujava, Joker, Toddla T.とかかな。彼等はすごいいいよ! 日本のクラブキッズはダンスミュージックの知識がハンパじゃないというのは、有名だからね。音楽、ファッションなども最先端を取り入れるのがうまいし、世界が日本の動きに注目している。自分のパーティにも、しっかりと予習をして遊びに来てくれる人も多いだろうし、自分が持ってくる最新のサウンドにちゃんと呼応してくれる人も多いと思ってるよ。

PUMAは大好きさ。今回このツアーの一部になれることを嬉しく思っているよ。ヒップホップ・シーンを語る上でPUMAのクライドシリーズは外せないし、カラーバリエーションも素晴らしい!今回のツアーのために生まれたウェブサイト(www.red-book.net)も気に入ってるんだ。 The COUNT & SINDENのアルバムがもうすぐ完成予定。とても楽しみだね。聴いたら多分みんなビックリすると思う…様々なスタイルとゲストが参加してくれた至高の一枚だね。 いつもサポートしてくれている人、ありがとう!もしSINDENという名前を聞いたことが無い人も俺が持ち込むサウンドを気に入ってもらえるはずさ。日本全国で会えることを楽しみにしてるぜ!!