INTERVIEWS

SINDEN

“Beeper”の前は、Switchと一緒に、”Counterfeet”というレーベルを立ち上げ、制作をしていたよ。彼とは”Solid Groove & Sinden”名義でも何枚かリリースしている。最近はお互い忙しくて、別々の活動が多くなってきたね。でも、こないだSantogoldアルバムで久々に一緒にリミックスをしたよ。Bassment Jaxxとの出会いは、可笑しくてさ。以前洋服屋で働いていたときにFelixが遊びに来て、ショッピングそっちのけで音楽の話に夢中になってさ。そしたらある日、電話がかかってきて、「今度パーティーを始めるんだけどレジデントとしてDJをやらないか?」ってさ。それがブリクストンで開催されていた”inside out”だったってわけ。 それは日々、実感しているよ。遠い東の国、日本にたくさんのファンがいるなんて、嬉しくなるね。でもまだ始まったばかりさ。僕はとても好奇心旺盛だからね。まだまだこの世界でやれることはたくさんあると思う。ソロ名義でのリリース、バンドのプロデュース、”The Count & Sinden”のアルバム・・・僕は鮫みたいに、常に動いてないと落ち着かないんだ。(笑) DJセットは常に変化している。音楽も日々進化しているようにね。僕も毎日新しいサウンドに影響を受けているしね。最近はワールドミュージックを僕なりの手法でブレンドするのが楽しい。一環しているのは、深さを表現しながら、突き抜けるような楽しさを魅せてあげることかな。 日本のオーディエンスは大好きさ!ブースにいてもフロアから愛を感じる!シーンについても興味深く研究させてもらったよ。とてもヘルシーで、音楽に対する敬愛の気持ちがハンパじゃない。一番驚いたのは、名古屋でDJしたとき、僕の前のDJが昔のUKガラージを当たり前のようにプレイしていて、フロアも当たり前のように反応していたんだ。「アレ?俺は日本にいるんだよね?」って不思議な感覚になって・・・イギリスよりもイギリスっぽいパーティーだったなぁ。 日本で仲良くなった友達に会うことさ!(この後名前が続くが割愛)みんなすごいクールな奴等だよ。それから、リアルな日本食も楽しみだし、ショッピングも時間があれば行きたいね!東京は、ニューヨークやロンドンと一緒でやることを決めていても常に新しいことが起こっていて、絶対に「あーもっと時間があったら・・・」って気持ちになるね。 さっきもちょっと触れたけど、”The Count & Sinden”のアルバムリリースに向けて、頑張っているよ。アルバムからのシングル”Mega”は皆聴いてくれたのかな?すごく反応が良いから、アルバムもきっと気に入ってくれると思うよ。今はプロモーションの時期だね。The Count(Herve)と一緒にヨーロッパ中心にDJも活発にやっていくつもりさ。 日本で会えるのが待ち遠しいね!皆のサポートが僕をミュージシャンとして完成させてくれるんだ。ありがとう!.