INTERVIEWS
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Sven Weisemann

うん、すごくいいタイミングだね。ありがとう、うれしく思っているよ。アルバム「XIne」は、生活の中のあらゆる要素からできている、想像上の旅のようなものなんだ。そして僕の考えや感じたこと、頭の中で理解したことについての、僕自身のサウンドトラックでもあるね。「Xine」というプロジェクトは僕にとって本当に重要なことで、このアルバムはもう亡くなってしまった祖父母に捧げたんだ。サウンドはピアノ、弦楽器、チェロと電子音とのミックスとエフェクトから成っていて、すべての楽器を僕自身が演奏しているよ。 今はすごく気分も調子も良いよ。世界中から、この特別なアルバムについてのポジティブな意見や感想を多くもらっていて、うれしく思っているよ。
このアルバムを仕上げられたのは、僕にとってすごく特別な経験だったからね。 まず2001年にReBirthとFruity Loops Studioを使って制作を始めたんだ。これがすべての作品の基盤になっていて、それ以外だとVST plugin、たとえばFM7をよく使うよ。ドラムマシンは使わないね。あとはヤマハのP-80とミディコントローラーだけだよ。 12歳のころから家でミックスを始めて、その2年後からクラブでプレイするにようになった。初めて買ったレコードはJeff Millsや”Downwards”のようなデトロイトのものだった。そのあとソウル、ジャズ、クラシック、ハウス、ディープハウス、サウンドトラックとかも聴き始めたんだ。いつも、新しいものと古いものを同時に聴いているよ。違ったものを混ぜて聴くのが好きなんだ。 それはもうたくさんのすばらしい物事から影響を受けているよ。たとえば愛、ジャズ、Sade、Olatunji、デトロイト、サウンドトラックにモータウンとか、生きることに関するすべての要素からだね、笑。 日本の文化、人、建物、パーティーに来ている人たち、レコードストアがどんな風なのか気になって、すごく緊張と興奮をしているけど、同時にすごく楽しみにしているよ。日本は音楽に関してとても特別な場所だと思っているんだ。ツアーができて本当にうれしいよ。 そうだね。”Mojuba”における日本関連のことは、すべてトーマス(Don Williams)のアイデアなんだ。僕は気に入っているよ、ずっと日本のファンだったからね。 坂本龍一は僕のヒーローのような存在だし、田中フミヤの古めの作品やケンイシイも好き。それと日本の映画も好きだね。宮崎駿やスチームマンも好きだよ。 "Mojuba Nacht"はオーナーのDon Williamsが始めたんだ。毎回ベルリンの特別な場所” Panoramabar”で開かれていて、Don Williamsと僕とNick Soleなどの所属アーティストのほかに、いつもスペシャルゲストを招待しているんだ。 今までにConvextion、Chez Damier、Norm TalleyやSTEREOCiTIが来ているよ。 いや、とくに意識しているものはなくて、いつも即興でやっているよ。DJミックスと楽曲制作の両方において、即興で旅することが僕にとってはとても大切なんだ。ダンスミュージックを楽しむ方法の一つだよね。聴いている側も音楽の旅をできるからね。 僕はいつもレコードとCDを使っていてやっぱり昔ながらのレコードが好きなんだよね。CDの場合、フォーマットはrarかスペシャルWeisemannエディットのみしか使用しないんだ、笑。デジタル化が進んで便利なことも多いけど、僕自身はデジタルリリースばかりしているレーベルやラップトップを使ったDJやライヴは、あんまり好きじゃないかな。
音楽に関しては世界のあらゆるところから、ぜんぜん違う種類のいい作品がたくさん出てきていてすごくおもしろいね。 昼間は友達に会ったりしているけど、ほとんどの時間は家で曲を作っていることが多いよ。夜は”Berghain / Panoramabar”とか、クロイツベルクの”Horst club”が好きでよく行くよ。 すごく衝撃的だったのは3年前のイタリア・トリノの”Fluido Club”。すごく小さなクラブなんだけど、そこにいる人たちが本当にいいんだ。僕の2009年のハイライトはGiles Smithのバースデーパーティーで、あれは特別なギグだったね。そのときはChez Damierと一緒にロンドンでプレイしたんだけど、本当に興奮した。それからすばらしいハウスパーティーだったのが、10月にハンブルクの”EGO”というクラブでやった”Smallville”と”Dial”のパーティー。あの日は特別な雰囲気だったね。それから僕はいろいろな場所やクラブでプレイしてきたけど、どのギグもチャレンジなんだよ。毎回ね。そして今回のツアーも、僕にとって特別なものになりそうだよ。 1. Basic Channel - Phylyps Trak II
2. Convextion - Convextion (matrix1)
3. Maurizio - M5
4. Sadeの曲すべて
5. Carl Craig - At Les

これ以外にも気に入っているレコードやアーティストはたくさんいるよ。”Prescription”からリリースされているRon & Chez。Photekの古めの作品。それから僕はJohn Beltranの大ファンだし、ほかにもぜんぜん違うスタイルの音楽やジャズ、サウンドトラック、クラシック、近現代のクラシックとか。聴いてもらえば伝わると思うけど、本当にいろいろな音楽が大好きだよ。