INTERVIEWS
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Robert de Boron

音楽に興味を持ったきっかけとかって、みんなあるんですかね?俺は元々なんだか音楽が好きだった感じがしますね。楽曲制作にいたった経緯とかみんなあるんすかね? 俺はふと作ってみたくなったからかな。影響を受けた音楽は、ビックリするくらいいろいろありますよ。しかし書いたらきりがない。なんだかこのまま行くとイメージ、ネガティブだな。とってもホリエモン的 (笑)。 そうですね、肉じゃがみたいな感じで。セレクションっていうほど大げさなものじゃないけど、肉と、芋と、にんじんと、うちはたまねぎは少なめだなとか、味はチョイ濃いめでーとか。そんな感じです。 「サンプリング的な要素の方がいい」とか「古い方がいい」とか「新しい方がいい」とか、もう議論しつくされたんじゃないかな?何も言わずに好きなようにやった方がカッコイイと思うんだけど。俺はあーだこーだって言ってるのイナタイと思う。こいつにはこの手法で決めたら渋いなとか、こいつには、この感じで行ったら新しくなるなとか、制作のスタイルやヒップホップに対する思いの根幹は変わらないけど、その都度その都度、一緒にやるアーティストに対して正面から向き合って、どんな風にしていくか考える。あ、俺当たり前のこと言ってるな。ちょっとつんつんしてる自分にさらにネガティブになりました。 うーん……。いないですね。でも、全曲勉強になりました。作業はとても楽しかったし、参加してくれたアーティスト全員を愛してます。 思い入れかー。なんだろう?個々の曲で思い入れの差なんてないかな。すべてが大事な曲なんで。でも、作る過程で出会った人や、一緒に飲んだ仲間、いろんなところで応援してくれる人には、一人一人思い入れがありますよ。なんか、ネット進化的話なんだけど、人間と人間の接点までもがデジタルチックで、簡略化されるでしょう? 時代だし仕方ないんだけど、なんだかサバサバした人付き合いが当たり前の中、リアル、ネット含め暖かく接してくれている人々……。人付き合いって多少面倒だとは思うけど、それでも接点もとうとしてくれてるんだから、この場を借りて、超感謝! 意味とか言わないでいいでしょ、オイラがなんか言ってイメージ植えたら、リスナーはそうだと思って聴いちゃうし、それじゃつまらないもん。「土砂降りの大雨、最悪だな」だけじゃなく「土砂降りの大雨、キレイだな」とか「笑えるな」とか、いろんな角度から見て、聴いてもらえたらうれしいですね。 ご本人です。最近、オードリーの春日に似てるって言われて半ベソ。アートワークはネタモノです。コンセプトはいろいろあるけど……。うーん、しゃべりすぎなのでここまで。 純粋にヒップホップ好きな人がいて、アングラだろうがメジャーだろうが、音聴いて、そこに思い出詰め込んで、イイって言ってくれて、小さなコミュニティーから輪が広がって、シーンってそうやってできていくもんですよね。なので、俺自身はシーンに対しては何も思わない。現在のシーンが衰退してようが、ダサいの音バッカリだろうが、カッコよかろうが、何だっていんじゃない?俺は自分でやりたい音楽をやるだけ。その音に耳を傾けてくれるリスナーの子たちがシーンを作るんだし。みんながみんな左向いたら、誰かは右向くだろうし、まだまだヒップホップは変化の連続の中にあるんじゃないかと。 シーン全体!? みんな話題作りに必死ですよ。いわなくていいのに活動休止だの、耳が聴こえないだの、脱退だのって。寂しいのは、ポジティブな話題で群がらない日本人の性。でも、正直大変だと思うな。レコードショップはバンバン潰れるし、レーベルもバンバン消えてくし、CD売れないし、違法ダウンロードにまみれてるし。まあでも、音楽が完全に消滅するわけじゃないから、きっと大きな時代の波の中にいるのかな。レコード、テープ、CD、MD、いろいろメディアはあったけど、とうとう物の形を失って、音は完全なデータになった。エコでいいじゃん!と思うのと同時に、盤世代には切ない現象。音は細分化され、アーティストは出やすくなり、その代わり消耗も激しくて、金魚すくいの網のごとく破れたら、すぐにトッカエヒッカエ。でも、すばらしいアーティストは一夜にしてスターになる可能性を秘めた時代だとも思う。これがいいとか悪いとか、賛否両論あると思うけど。近年のお笑いブームの渦中にいる若手芸人と似てますな。 "GOON TRAX"でいろいろやることやって、2ndアルバム作って、週末は六本木か渋谷で飲んで。来年頭ぐらいから「GOON TRAX presents IN YA MELLOW TONE」っていうタイトルのクラブイベントをやろうかと。とりあえず年末までには、何度か蹴伸び(けのび)してると思います。