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まあ「赤落」の頃は……若かったですよね、色んな意味で(笑)。で、「獄窓」はコンセプト・アルバムっぽいと言うか、“中”で書いたリリックも多かったりして、自分をまとめたもので、ピンゾロのアルバムは音楽性という点でも新しいものへの挑戦、でしたね。(新宿)ゴールデン街で感じたこととかがコンセプトになっていて そうですね。「湊」はゴールデン街のことでもあるんですけど、それは自分にとって、という話であって……。今回はより(リスナーに)伝わるように、ということは意識しました。リリックは空くまでも主観ですけど、その場面を説明し過ぎないように、ということも考えて。ピンゾロでの経験も得がたいものがあったし、それを評価してもらえるのはうれしいです。 そうですね。元々、家に歌謡曲とかジャズのレコードとかたくさんあって、いろんなものを聴いて育ったんですよ。サッカーもやってましたけど。でも、ヒップホップに出会って、DJを始めて、ラップするよになって。でも、キッカケはモテたかったんで、その頃は音楽に対してマジメじゃなかったんでしょうね。 ありがとうございます!ただ、色んな音楽聴いてるんでしょ?とか言われたりするんですけど、基本は自分が作るものを聴いてるというか、聴きたいものを作ってるので。ピンゾロもそんな感じですけど……。あと、恐らく“人間臭さ”や“昭和っぽさ”は、自然と出てるかな、と思います。 そうですね……。友人だったり、家族であったり。発売日の4月20日は子供の誕生予定日ということもあって……。まあ、ラッパーである以前に人間なので、そうした変化、成長が反映されたとは思います。良い部分も悪い部分も含めて。責任感がより出てきたと言うか。それだけに物事がシンプルに見えるように、自分自身を俯瞰視できるようになりました。震災があったからじゃないですけど、とにかく前を向いて、しっかり地に足付けて生きてかないと、と思うので。 まあ、大人になると悪いことはできないし、社会的制裁受けるだけなので(笑)。リリックから俺の過去を知った人は多いと思いますけど、そこで示していけることもあるかな、と。同じ境遇にあった奴は励みになるだろうし、反面教師として物言えることもあるので。だから、ちゃんとした生活してないと、この仕事は無理かも。身を削ってるので。まあ、よくありたい、ですよね。そう言いながらも、「性教育」のスキットがあったり……(笑)。これは、子供には聴かせらんないですよね(笑) まあ、こういうこともいずれ知ることになるわけですけど(笑)。俺の仕事は音楽なので、子供から見て「音楽の仕事は楽しそうだな~。仕事にしたいな~」と思われるように、自分自身、楽しくやっていきたいです。前はそういうことまで正直考えなかったですけど。 いえ、そこはないんですよね、実は(笑)。上がってきたものの中から選んで……。多分、好みのものを自然にチョイスしてるのだと思います。よく“ジャジーですよね?”って言われるんですけど、自分ではよく解らないですね(笑) やっぱり最後の2曲、「言葉に出来ない」と「またね……」ですかね?こういうテーマで書いたということもそうだし、グランドピアノを入れたというところでも特別なものがあります。そのピアノと、トラック、そしてラップの温度を合わせるのが難しかったといえばむずかしかったんですけど、ピッタリきたからよかったです。 よく言われます(笑)。ただ、前作「獄窓」が 21曲入りということもあって……、自分的には10曲だとフルアルバムというのは正直、抵抗があって。なので、今回はこのまとめ方で良かったとは思うんですけど、次はフルアルバムにしたいですね。まだ何も決めてないですけど、力一杯やりたいですね。 世間では復興とか言ってますけど、福島や東北の人たちにとって、まだ何も終わってないわけですからね。馬鹿かと思いますね。もちろん、自分も音楽活動だけじゃなく、何かするつもりです。