INTERVIEWS

Gary Beck

9年程前に趣味でDJを始めたよ。グラスゴーで有名なクラブ"The Arches"に初めて行ったときにインスパイアされたよ。
そこにあったすべてがかっこよかったね。その後友人にソフトウェアをもらって、それで遊んでいたのがはじまりかな……その後はご存じのとおりだよ! グラスゴーはすばらしい街だよ。天気だけがいまいちだけどね。ロンドンみたいにせわしなくないしね。それに小さいけどすばらしいアーティストと、クールでアンダーグランドなクラブシーンもあるしね。 アメリカツアーはすばらしい体験だったよ。今年になるまで行ったことがなかったんだ。はじめは僕の硬質なテクノへのリアクションが心配だったけど、終わってみればすべて上手くいったよ!NYは今本当にかっこいいクラブシーンがあるね。
日本は純粋に好き!本当にインスパイアされる街だね。
前回訪れた際にすばらしい友人にもであったし、日本に戻れるのが楽しみでならないよ! いつも寝ようとするよ。寝られないときは、はまっているiPadのサッカーゲーム"Flick Kick"をやるね。時間はあっという間に過ぎちゃうよ! エネルギーやわくわく感であったり。でも一番大切なのは楽しむことだね! 僕の作品では、いつも「生」の音を意識的に届けようとしているんだ。スタジオではたくさんのハードウェアを使うよ。Roland RS-70、Microkorg 1 & 2、Korg EH-1、Bongos/shakers & microphonesといったハードウェアをね。
ソウルフルなベースのヘビーな音が好きで、そういった音を作ろうとしているんだ。2~3時間でできることもあるし、長くてもだいたい2日くらいでできるかな。 "Beck Audio"は今まさにいい時期をむかえているんだ。「生」で「いい音」である以外はとくにルールはないよ。
もともとは自分の作品のために設立したレーベルだけど、Mark Broom、Edit SelectやKimonoといったアーティストをむかえることもたまにあるよ。今後は僕自身とSpeedy J、Mr. Gや Edit selectがリリースする予定だよ。あとテクノ以外のものもリリースしていく予定だね。 朝9時~午後5時といった「普通」の時間に仕事をするように心がけ、一日を終えるよ。最近は他の仕事やツアーのため、あまり音楽を作る時間がないけど。それでも毎日トラックを作っているように思えるな。
空いている時間はガールフレンドのレイチェルや、僕の家族、ペットと一緒に過ごしてる。
あまり仕事に没頭し過ぎないのも、大事だと思っているよ。 "Soma Records"から実験的なアルバムと、"Drumcode"、 "Electric Deluxe" 、"Saved Records"からリリース予定だよ。
世界のすばらしいクラブを旅して、今やっていることをこのまま続けたいと思っているね。 ちょうど今ツナサンドを作ったんだよ。うん、うまい!! このタイミングで、また日本というすばらしい国に戻ってプレイできるなんて、とても光栄で待ち遠しいよ。
僕に今できることは全力を尽くすこと。だからパーティーに来てくれるみんなが元気を出して全力で楽しんでくれるとうれしいな!
See you soon!!!!