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DJ IRWAN

最高の経験だったよ。日本でプレイするのは初めてだったから、最初はちょっとナーバスだったけど、お客さんがオープンな心でプレイを受けとめてくれたのですごくやりやすかったよ。 日本のお客さんは音楽を本当に知っているなと思ったよ! 最近は、いろいろな都市を回ってプレイすることが多いかな。ドバイやアブダビなど中東には毎月行ってるし、F1のパーティーもすごく良かったね。 ライブの前座でプレイすることも多かったよ。Rcick Ross、Ciara、Jay Sean、Bow Wow、Amber Rose、Keith Sweatなどね。今は、ミックステープや楽曲制作もやっていて、今年の夏にはいろいろリリースできるかな。 これまで15年間DJしているんだけど、最初はアナログレコードでそのとき初めてスクラッチの基本を学んだんだ。そこで得たものは常に自分の中に存在していて、それはCDJでパフォーマンスするときも変わらないんだ。練習と経験によって今のスキルを身につけられたと思ってる。でも、まだまだ成長の余地は常にあると思ってやっているよ。歌については、たまにそういうことをするのが好きなんだ。ちょっとしたスパイスとしてね。 僕の両親はDJを始めた時からサポートしてくれたんだ。15歳でまだ運転免許も取れない時は、国中を運転してDJする会場に連れて行ってくれたよ。すごく助けられたし、両親が僕のことを誇れるように常に頑張って自分のベストを出そうとしているんだ。 特にこのアーティストというより、日本の文化に影響を受けているよ。特にポップカルチャー、ファッションだったり… ユニークだよね。 Eclecticという単語は、"open-format"のスタイルを表現するのにオランダでは1番良く使われる単語なんだ。僕は、最初R&B/ヒップホップからDJを始めて、やっていくうちにハウス、ディスコ、レゲエ、ドラムンベース、ポップ、ロックなどを混ぜるスタイルになっていったんだ。 この混ぜるスタイルをみんな好きだと感じるね。そして、このスタイルが1番自分もプレイしててやりやすいね。 ヒップホップは自分のプレイの中でも、もっとも大事な要素のひとつなんだ。僕がハスウをプレイしていてもヒップホップを感じるはずだ。自分の中で1番大事なジャンルだし、今の自分をつくってくれたと思っているよ。 アムステルダムのクラブカルチャーではずっと常にいい感じだよ。いろんな音楽のシーンがあるし、毎週末本当にたくさんのパーティーがあるしね。そして、オランダは世界的に有名なDJたちを輩出しているから、アムステルダムでは素晴らしいDJのプレイをどのパーティーでも楽しめるんだ。アムステルダムのお客さんはいいDJに慣れすぎてしまってる部分があるけどね…。他のヨーロッパの国に行くと、DJのプレイに対してもっと喜んでくれる部分があるかな。 僕のプレイの時にMCがいることには感謝してやっているよ。でも、DJとMCとで良いケミストリーがなくてはいけないね。曲、リリック、そしてお客さんを盛り上げる術をわかっているDJは僕のプレイにボーナスのようだね。 たまに、僕自身もマイクを握って自分でもMCをするし、お客さんとの対話性をもつことは必要なことなんだ。 DJ JAZZY JEFFだね。 ヒップホップの知識は誰よりもすごいと思うし、彼のスキルは素晴らしいよ! バルセロナの"Pacha"、アムステルダムの"Club AIR"、クアラルンプールの"Zouk"かな。大好きなクラブがたくさんありすぎて選ぶのは難しいけど…東京のWAREHOUSE702もその中のひとつだよ! 1. Michael Jackson - Rock With You
2. The Notorious B.I.G. - Juicy
3. R.Kelly - She's Got That Vibe