INTERVIEWS

CIRCOLOCO JAPAN

いよいよ今週30日(土)、イビサのクラブ“DC10”で行なわれているCIRCOLOCOが日本に上陸する。早くも多くのパーティフリークたちが注目しているこの最重要パーティ「CIRCOLOCO JAPAN」とは一体どんなものなのか。「CIRCOLOCO JAPAN」のレジデントとして本国のパーティでもプレイ経験のあるDJ&サウンドプロデューサー、Satoshi Otsukiとともにその魅力に迫った。

Interview & text:Ryosuke Kimura (clubberia)


■本イベントチケットは現在clubberiaでも発売中。
https://ticketpay.jp/booking/?event_id=1087


 

 

 

各メディアでも話題となっているこのパーティ。ここ最近、この奇妙なピエロのロゴを目にしている人も少なくないだろう。2003年からアフターパーティとして毎週月曜日にイビサのDC10でスタートしたCIRCOLOCOは、10年以上が経った今もなおイビサを代表するパーティとして不動の人気を誇っている。今月25日には、ラインアップを見るだけでも興奮してしまう27名のDJら(Jamie Jones, Tale Of Us, Apollonia, Davide Squillace, Dubfire, Ellen Allienなどなど)が、シーズンの幕開けとなる13時間ぶっ続けのオープニングパーティを行ったばかり。そんなCIRCOLOCOを日本で!? ましてや、パーティフリークには夢のようなイビサの雰囲気をここ日本で体験できる機会はそう滅多にない。となれば期待せずにはいられない。そんな「CIRCOLOCO JAPAN」とは一体どんなものなのだろうか。

「実は、2008年5月に麻布十番にあった“WAREHOUSE702”で初回が開かれたんです。初ゲストとして本国から、現在もなお不動のNo.1レジデントDJであるTANIA VULCANOが来日しました。 それがCIRCOLOCO JAPANとしてプレイする初めてのギグで、この出来事が僕にとって一番感慨深いものだったんです」

 

 


それをきっかけにCIRCOLOCOが開催されているイビサの“DC10”を度々訪れたというSatoshi Otsuki。彼がその時目にした光景は今でも鮮明な記憶として残っているようだ。

「初めて行ったイビサのクラブがCIRCOLOCOを開催している“DC10”でした。そのときやっていたのはPANDEMONIUMという、今回のCIRCOLOCO JAPANにも出演するTANIA VULCANOのレジデントパーティーで、ゲストがLUCIANOだったんです。CIRCOLOCOを代表する彼女らのプレイに衝撃を受けたのを今でも覚えていますよ。選曲はもちろん、ミックスの方法や、プレイスタイル、イビサ独特のグルーヴなど、DJの概念を覆されたというか。イビサって大きくてコマーシャルなクラブも多いんですけど、DC10だけは、耳が肥えた地元民にも愛される本当にクレイジーな場所なんです。なにしろ、名前がCIRCOLOCO = 地元のクレイジーサーカスですからね。だからロゴもピエロなんですよ。CIRCOLOCOは言わば、世界のハウス/テクノアーティストの登竜門的なところも兼ね備えていて、ここで人気を獲得して知名度をあげると、自然と世界でも注目を浴びることが多い。実際、それはResident AdvisorのDJランキングを左右するほどだと感じます。イビサという土地柄、世界各国からたくさんのパーティピープルが集まりますし、CIRCOLOCOに遊びに来ているお客さんは、音楽を求めに遊びに来ているクレイジーな人ばかり。本当に愛すべき仲間たちですよ(笑)。それが良いパーティになっている一番の理由だと思うんですよね」

 

 


本パーティではその“DC10”さながらの会場が幕張海浜公園に登場する。ただ単純にCIRCOLOCOを開催するだけでなく、本場の“DC10”の雰囲気を作り上げたいという強い思いもあったようだ。

「都内近郊の海浜幕張公園で、イビサにいるような開放感のあるパーティを開催したかったんです。会場の雰囲気は今回特に注目して欲しいコンテンツのひとつです。DC10には3つのフロアが存在していて、屋内にある“MAIN ROOM”、そして実質上1st フロアとなる“TERRACE”、さらに屋外に組まれた“GARDEN”です。この3フロアを意識して、CIRCOLOCO JAPANでは形の異なる1500〜2000人規模の巨大テントを2つ用意しました。それぞれを”TERRACE””MAIN ROOM”として再現します。さらに、芝生をフロアにした屋外ステージ”BEACH STAGE”も出現させます。本場の“DC10”に行ったことのない人でも絶対に楽しめる素晴らしい会場になりますよ」

 

 


海を見渡せる海浜幕張公園という絶景ロケーションのなかに登場する“DC10”さながらのフロアは、会場を訪れる人はもちろんDJたちにとっても絶好の舞台となりそうだ。今回のラインアップを見てもらえれば、いかに「CIRCOLOCO JAPAN」が特別なパーティであるかが分かる。これだけのDJたちを一度に見ることができる日はこの先そうないだろう。タイムテーブルを眺めながら、どのDJで踊ろうかなんて考えている人もすでにいるかもしれない。そのなかでも注目すべきDJは一体誰なのだろうか。

「僕はCassyがとても楽しみですね。野外での彼女のプレイ、そしてCIRCOLOCOでのプレイは特に別格だと思っています」

 

 




「あと、Martin Buttrichのライブは必聴です。LOCO DICEと一緒にレーベル<Desolat>を立ち上げた存在としても知られていますが、エンジニアプロデューサーとして超一級品の実力を持っている彼のプレイは必見ですね。個人的にも好みの音色なんですよ。オランダのSteve Rachmadなんかもとても楽しみです。近年CIRCOLOCOのレジデントになっている彼のプレイを、去年本国のDC10で体験したんですが、独特のテクノグルーヴは中毒性必至という感じでした。当日のMAIN ROOMのトリを務めるのが彼なので、ぜひ期待していて欲しいですね」

 

 




素晴らしいアーティストたちの音はもちろん、本場イビサの映像を見ていると開放的な会場の雰囲気も相まってかオシャレな人が多いように感じる。近年、日本の野外フェスティバルでも、以前に比べてファッショナブルな人たちが増えてきた印象もあり、グッドミュージックとグッドロケーションが期待できる会場ではそういった要素も見所のひとつとなるかもしれない。

「本国イビサでも、CIRCOLOCO=地元のクレイジーサーカスというだけあって、各国から来る多くのパーティピープルが思い思いのファッションで楽しんでますよ。ここ日本でも野外パーティの醍醐味である開放感を味わいながら楽しんでもらえたらと思っています」

 

 

 

 

 

 




当日は“TERRACE”ステージのトップバッターを務めるSatoshi Otsuki。本場を体験してきた彼らしい言葉で最後にこう語ってくれた。

「今回、こうして本場のCIRCOLOCOを日本で開催できるということが、何よりも嬉しく思っています。プレイスタイルやジャンルの違うさまざまなアーティストそれぞれがCIRCOLOCO独自の音楽性を理解し、始まりから終わりまで同じグルーヴを保ちながら1つのパーティを演出していきます。 正直、今まで日本で開催されてきた他のイビサのパーティーとは全く違います。リアルなものを体感できると思うので楽しみにしていて下さい。ここ日本で、イビサ島のリアルミュージックをお届けします!」




いよいよ今週末に迫った「CIRCOLOCO JAPAN」。文章ではなかなか伝わりづらいのがパーティというもの。やはり実際に足を運んで、それぞれが思い思いに楽しむのが一番。夏目前、半袖一枚でも過ごせるようになったこの時期に最高のパーティとなることは間違いなさそうだ。

 

 



- Event Information -

タイトル:CIRCOLOCO JAPAN
開催日:5月30日(土)
会場:海浜幕張公園内 DC10 Park
料金:¥7,500(https://ticketpay.jp/booking/?event_id=1087
出演:MATTHIAS TANZMANN, STEVE RACHMAD, TANIA VULCANO, CASSY, MARTIN BUTTRICH [LIVE], KEVIN YOST, PETAR DUNDOV, D’JULZ, CLIVE HENRY, SATOSHI OTSUKI, JUN AKIMOTO, GONNO, CHIDA, ELLI ARAKAWA, KIKIORIX, MONKEY TIMERS, NAOKI SERIZAWA, ALYN

◾︎クラベリア「
CIRCOLOCO JAPAN」イベントページ
http://www.clubberia.com/ja/events/237580-CIRCOLOCO-JAPAN/

◾︎「CIRCOLOCO JAPAN」公式サイト

http://circoloco.jp
 

 

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