INTERVIEWS

HARDY HARD

今回で4回目です。とてもエキサイティングで、ヨーロッパから来た僕としては、とてもフレッシュな感じだね。 例年だとすごく寒いんだけど、今年は気持ち悪いくらいに暖かいよ。基本的には東京と同じような気候なんだけど、なんだか、とても暖かいんだ。いつもなら、いろんなところで雪が降ってるんだけど、今は山に行っても雪がない状態で、「Rave On Snow」という有名な雪中レイブも、雪の上じゃできなくなってるんだよね。 エレクトロニックミュージック自体、昔からドイツから発信されてきたんじゃないかな。それがKraftwerkもそうなんだけど、僕自身はドイツが世界的にシーンをリードしているとは、あまり思いたくないんだ。ドイツでは、いろんなクラブが開店したり、閉店したりの繰り返しで、それが逆にシーンを生き生きとさせているんだ。人々が常に新しいものを求めているのが、ドイツのシーンじゃないかと思うんだよね。 間違いなくベルリンだけが国際的でとても大きな都市なので、ベルリンがおもしろいんじゃないかな?いろんな国から人々が集まっていて、その中で文化交流があって、それが可能性を生み出しているんだと思う。音楽だけじゃなくて、映画とかも1番最初にベルリンがムーブメントを作って、その次にハンブルグだとか、他の都市に伝わっているような気がするね。戦争が終わってから、ベルリンは東側と西側に分かれていたのが統合されて、街が合体して、それ以降、常に変化が起こっている状態なんだ。他の都市は昔からわりとベースができ上がっていて、完成されている部分があるんだけど、ベルリンに関しては統合によって新しいものがどんどん増えていって、常に変化が起こっていて、おもしろいね。 1番最初にKool Hercが昔のディスコのレコードのオケのパートのみをかけていて、そういうものに影響を受けたんだけど、91年~94年にかけてはドイツのテクノシーンは4つ打ちがどんどんハードになっていく状況が続いていて、98年ぐらいからWestbamと一緒に「Electric Kingdom」というクラブツアーを始めたんだ。そのツアーのコンセプトは、テクノとブレイクビーツ的な要素を持った、4つ打ちとはちょっと違う、ファンキーな音をかけるパーティーだったんだ。ドイツのお客さんは、最初はこういう音ではあんまり踊らなかったんだけど、こういう音と4つ打ちの音を混ぜながら、うまいことパーティーを続けていったんだ。 4度目なんだけど、とてもおもしろいよ。お客さんがDJブースの真正面に向かってずっと踊り続けていて、常にDJの方向を見ているのがおもしろいよね。あと、僕は「WIRE」の噂をたくさん聞いているんで、ぜひいつか参加したいな。 環境を考えて、安全なエネルギーをクラブに持ち込んで欲しいな。 Thank you!


<SAMインタビュー後記>
HARDY HARDさんは本当に1つ1つの質問に一生懸命に答えてくれて、結構深いところをつく人だなと思いました。そして、印象に残ったのは、彼は常に新しいことを改革していきたいと言っていたことです。まさに今のドイツの音楽シーンを代表するような人だなと思いました。

HARDY HARD Official Site
http://www.hardy-hard.de

*対談の雰囲気満載の全文を読みたい方はZENTO PROJECTのウェブをご覧ください。
http://zento-tokyo.jp
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