INTERVIEWS

Death in Vegas

 ブリティッシュロックとエレクトロサウンドを融合させダンスロックシーンのカリスマとして名を馳せているRichard FearlessのプロジェクトDeath in Vegas。これまで、Noel Gallagherをはじめ、Bobby Gillespie(Primal Scream)、Paul Weller、Iggy Popなど、錚々たるボーカリストをフィーチャーし数々の名作を世に放ってきた。そのDeath in Vegasが、今年5月25日(水)にニューアルバム『Transmission』 をリリース。 フィーチャリングボーカリストとして、アメリカの人気女優Sasha Greyが起用され大きな話題となっている。その最新アルバムについて、アルバムコンセプトや、Sasha Greyを起用するまでの経緯、また若いクリエイターに対してのアドバイスなど、 Richard Fearlessに聞いた。

 

 

 
ーーアルバムタイトル『TRANSMISSION』の意味を教えてください。

“社会から隔離された鉄の箱”、すなわち僕のレーベルDroneのレコーディングスタジオで音の実験を繰り返していたときに、発見されたシグナルを使って世の中と繋がるって意味だね。


ーー今回、ボーカリストとして参加しているアメリカの人気女優Sasha Greyとはどのように知り合ったのですか?
もともとSasha Greyという人間の生き方にすごく興味があったんだ。一番のきっかけになったのは、彼女がソーシャルメディアでThrobbing GristleやChris and Coseyのファンだと知って、さらにDeath in Vegasのフォロワーだと気づいてメッセージ送ってみたんだ。それからすっかり意気投合して、今に至る感じだね。
 

 

 

 
ーー本作は、これまででもっともサイケデリックでテクノ色の濃い内容となっていますが、どのような作品にしたかったですか?

このアルバムは俺の魂そのもので、理屈抜き、妥協一切なしで出てきた作品なんだ。楽曲を形成している音は、Roland TRシリーズの303、909、808、101、Roland MC-202、Roland SH-09がメインかな。作品について気になってしょうがない奴がいたら、いつでも連絡くれよ!


ーーあなたが好きな80年代のアーティストがいたら教えて下さい
Public Enemy、Loop、My Bloody Valentineだね。
 

 

 

 
ーーあなたは何度か日本でライブを行っていますが、日本のクラブシーンについてどう思ってますか? また、日本は好きですか?

日本は大好きだよ。DJやバンドとしても何度か来日しているけど、信じられないようないい思い出しかない。人間、文化、すべてにおいて興奮するね。温泉に浸かって、夜遊び後の早朝に築地マーケットで食べる寿司は絶品だね。残念なことに、何年も日本はご無沙汰だから、最近の日本のクラブシーンについては何もコメントできないな。


ーー若いクリエイターに、良い音楽を作るためのアドバイスを。
自分が持っているものでどこまでやるかだよ。いい機材をたくさん持っているからといって、いい音楽ができるってもんじゃない。俺は基本的にプラグインやソフトシンセは使わないんだけど、別にそれを批判しているわけでもないんだ。やりかたは人それぞれだからね。今自分が持っている機材でどこまでできるかってことが重要。流行りに騙されず、自分の耳を信じ、経験を積んで何が自分に必要かってことを自分で学ぶんだ。自分の感情に耳を傾けることが一番重要だよ。


ーー今後の目標を教えてください。
理想の音を完成させて、温泉に浸かりたいね。
 

 

 

- Release Information -
タイトル:Transmission
アーティスト:Death in Vegas
リリース:5月25日(水)
レーベル:DRONE/OCTAVE-LAB
価格:2,376円

[トラックリスト]
1. Metal Box
2. Consequences of Love
3. Transmission
4. Mind Control
5. Flak
6. Sequential Analog Memory 7. Arise
8. Strom
9. You Disco I Freak
10. Transwave

■リリースページ
http://www.clubberia.com/ja/music/releases/4757-Transmission-Death-in-Vegas/


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