WORLD-MARKETZとは?
『世界のアーティストとレーベルを音楽を介して有機的に繋ぐ』をコンセプトに、2017年に誕生した音楽コミュニティ。これまでにオランダ、スペイン、インド、韓国など各国のDJやレーベルとの交流を推進。そのフラッグシップとなるInterFM897で毎週木曜日夜8時からお届けするするラジオプログラム。
レジデントDJのCARTOONを中心に、タワーレコード株式会社が運営する楽曲のキュレーションメディア「TOWER DOORS(タワー・ドアーズ)」、国内最大のダンスミュージックポータルサイト「 clubberia (クラベリア)」とメディア連動していく。
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トークテーマ
オンラインイベント
Cartoon(以下、C):最近どんなオンラインイベントを観ましたか?
Pi-Ge(以下、P):世界各地で色んなことが行われていますが、clubberiaでも日本国内のイベントをまとめています!
最近、早寝早起きなので、朝起きると海外の丁度良い雰囲気の番組が放送されていたりして、ふと出会うストリーミングが多いですね!
MANAMI(以下、M):私も国内から国外まで色々観てまして、例えばTravis ScottとFortniteのイベントです!
C:めちゃめちゃ話題になってましたね!
P:凄かったですね!
M:没入感が凄かったですよ!
C:ヘッドギアとか付けて観られたんですか?
M:私はその時はヘッドギアが間に合わなかったんですが、次はチャレンジしたいなと思ってます!
C:ヘッドギアが無くても、PCの画面上だけでも十分凄いですもんね!
M:凄いですね!やっぱりクオリティーが圧巻でした!
C:他にもありましたか?
M:他ですと、Dixonのバーチャルライブです!グリーンバックで録って、CGを合成して、カメラも追従しているという技術力もありながら、Dixonらしいアーティスティックな感じに仕上がっていました!
C:イベントの大小による違いはあるかと思いますが、何人体制くらいでやられているものなんですか?
M:規模によって違いますが、一人がやれる範囲は限られてはくるので、CGを作る人、プログラミングをする人、カメラに詳しい人だったりと、最小でも数十人くらいは関わっているのではないですかね。もちろん少人数でやられている人たちもいるとは思いますが。
C:Pi-Geさんも(オンラインライブの撮影に)参加されていましたよね?
P:ちょこっと立ち会っただけですが、バンドのライブに参加しました。
C:それは何人くらいでやられていましたか?
P:5ピースのバンドだったんですが、スタッフ総勢で10人くらいはいたと思います。もちろんソーシャルディスタンスありつつのっていう感じでしたが。
C:やはりグリーンバックでいざやろうとすると、それなりの人数が必要になってくるということですね・・・。
ちなみにこれは革新的だったというものはありましたか?僕は攻殻機動隊のVRのやつは面白いなぁと思いました!
M:色々観る中で、Travis ScottやDixon然り、国内ですと、でんぱ組.incやDE DE MOUSEさんのライブもそうだったんですが、全てに言えるのは、その人のキャラクターに合った技術をちゃんと選んでいる印象があります。でんぱ組.incだったら、VJとマッチしてアイドルらしい演出になっているし、Dixonだったら、(アンダーグラウンド界のメジャーといいますか、)アンダーグランウンド感もありつつのアーティスティックな感じだとか。DE DE MOUSEさんは、クラブを再現したみたいな感じで、それぞれが良いツールの選び方というか演出の仕方だなと思いました。
C:リアルなイベントだと一時間毎に見比べるといったことができないですが、オンラインだと演出の違いを見比べることができるのも面白いポイントですよね!
M:結構じっくり観察できるので、面白い楽しみ方だなと思います!
C:ここで、二人が最近のオンラインイベントで印象的だったアーティストの曲を教えてください!
M:先程お話ししたDixonのイベントで掛かっていた、Echonomistの「The Sequence Cabinet」です。
P:僕からは、日本時間の先週日曜の朝にやっていた、僕がテクノを好きになるきっかけとなったアーティストDerrick MayとJuan Atkinsが番組をやっていたんですけど、その中から、Juan Atkinsの「Dimensions」です。
トークテーマ
テクノロジーの進化
C:今日はVJのMANAMIさんが来てくれているので、今回のパンデミックによって映像の世界はどんな進化を遂げていくのか?といった話も伺っていきたいと思います!
M:大分マニアックになったら止めてください(笑)
目に見えて配信という部分は急速に進化したのは皆さんもわかると思います!そういったところの技術でいうと、今はiPhoneでも綺麗な映像が撮れたりするので、誰でも配信はできる環境であって、だからこそ色んなチャレンジができますよね。もちろん、LEDやプロジェクターがあるような決められた場所での演出も良さはありますが、誰でもできるからこそアイデア勝負みたいなところはあるかなと思っています。
C:ARやVRは特にアフターコロナの世界で進んでいくのかなとか思うんですが、いかがですか?
M:Appleが出しているARキットなんかは、iPhoneレベルでARが楽しめますね!結構、気軽に誰でもトライできるようなものがいっぱいありますね!
C:SNOWやTikTokなんかもある意味、VRのようなものですしね。若い人たちを中心に誰でも楽しめるものになってきていますよね。
M:作る側からすると、Fortniteもそうですけど、日本のファイナルファンタジーなどを作っているゲームエンジンのUnrealというのがあって、プレイステーション5で使われているめちゃくちゃリアルなCGが作れるソフトなんですけど、それを私は今、勉強中なんですが、基本は無料なんですよ!色々決まりがあって、それを超えた人はお金を払わなければならないんですが、基本は無料で誰でも始められるので、ハードルは下がっていますよね。クリエイターとしては人口が増えるのはめちゃくちゃ良いことだなと思います。
C:(Pi-Geさん、)clubberiaでもそういった記事は増えていますか?
P:多いですよ!海外の記事とか見てると流れが早いですね!もう訳が分からないレベルです。
C:ARやVRに関するHow to動画なんかもありますよね?
M:そういったチュートリアルはありますね!
C:そういう動画のおかげで、より裾野は広がりそうな気がしますよね!
M:私は凄く明るいイメージですね!
C:僕も毎週観ていますが、AbemaTVの「YOUR HOUSE」でもMANAMIさんはVJをやられていますよね?
クラブの現場とオンラインの現場とで違いってありますか?
M:まず暗転できないってのは大きな違いですよね(笑)
クラブでやる時はその場の雰囲気が物凄く大事なんですよ。
C&P:そうですよね!
M:お客さんの雰囲気やDJの選曲によって、要らないなと思ったら、私は映像消しちゃうタイプなんですよ(笑)
P:良いですね〜!
M:それと同じことを放送でやってしまうと放送事故になっちゃうんですよね(笑)
C:確かに(笑)
M:割と画力が強いというのは放送ならではかなと思いますね、そういう意味では両者に凄くギャップがあって面白いなと思ってます。
C:Pi-Geさんも今週オンラインイベントありますよね?
P:僕はあえてZoomでやるんですよ(笑)
自分のパーティーが出来ない現状があるので、トークと選曲だけでやります。クラブでよくある踊っているのではなくて「バーの前で喋ってる」をテーマにしてやろうと思っています。
C:ドイツのDJとも繋ぐんですよね?
P:そうです!これまで何度か僕達のパーティーに出てくれたアーティストにも出演して貰います!
C:ここでお二人には選曲をして貰いたいんですけれども、リアルを超えたバーチャルの世界といった内容で話してきましたので、テーマ「未来」で曲を選んでいただきたいです!
M:「未来」と聞いて真っ先にこの曲が浮かんだんですけど、Adam BayerとGreen VelvetとLaytonの「Data Point」です!歌詞が頭の中にアクセスしてみたいな感じな曲なんですよ。色んなインプットがあって、アウトプットがある中でのこの曲は凄く未来的なんじゃないかなと思って選びました!
P:僕は未来なのかどうか分かりませんが、大ベテランのDJ WADAさんとHeigo Taniさんのユニットが復活してから第4弾シングルが昨日リリースされまして、これ完全未来でしょ!みたいな感じなんです。90年代ブレイクビーツ・テクノみたいな感じなんですけど、これはヤバイです!Co-Fusionで「ACID CAT」です!
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