WORLD-MARKETZとは?
『世界のアーティストとレーベルを音楽を介して有機的に繋ぐ』をコンセプトに、2017年に誕生した音楽コミュニティ。これまでにオランダ、スペイン、インド、韓国など各国のDJやレーベルとの交流を推進。そのフラッグシップとなるInterFM897で毎週木曜日夜8時からお届けするするラジオプログラム。
レジデントDJのCARTOONを中心に、タワーレコード株式会社が運営する楽曲のキュレーションメディア「TOWER DOORS(タワー・ドアーズ)」、国内最大のダンスミュージックポータルサイト「 clubberia (クラベリア)」とメディア連動していく。
【radiko】
https://radiko.jp/#!/ts/INT/20200702200000
【公式Twitter】
https://twitter.com/897World
Cartoon(以下、C):今日はクラベリア代表、DJ Pi-Geさんこと、高田恭男さんをゲストにお迎えしておりますが、ここからはVJのMANAMIさんにもゲストとして入ってもらいましょう!MANAMIさん、よろしくお願いします!
MANAMI(以下、M):こんばんは!よろしくお願いします!
Pi-Ge(以下、P):よろしくお願いします!
C:VJとしてクラブを始め、いろいろなところでお仕事をされていると思いますが、クラブやライブハウスも少しずつ営業を再開してきた現在、お仕事的にはどういう感じですか?
M:現状はまだ配信ベースが100%であります。現地でVJはやれていない状況です。
C:やっぱりまだクラブやライブハウス、イベント会場ではできてなく、配信でやられていることが多いんですね。
M:そうですね。
C:なるほど。僕もVRやARに関しては、元々興味があった分野です。コロナの影響もあって、いろんなアーティストが挑戦していますが、VRを制作する面白さってどんなところにあるんですか?
M:今までの2次元の映像制作って、どうしても平面的になるというか、例えばDJさんの背景だったりは2D感があるんですけれども、VRやARはもっと立体的な表現ができてレイヤーが加わるイメージなんですね。なので、さらに表現の幅が広がると言いますか、背景+ DJさんの前に何かが横切ったり、浮いていたりといった表現の幅が広がるのが面白いと思っています。
C:Pi-GeさんはVRやARで最近面白いなぁと思うものなどありますか?
P:僕は人から聞いてYouTubeで見たりするくらいですね。正直、VRをそんなに体験したことがないんですよ。
C:じゃあ、今日は教えてくださいMANAMI先生って言う感じですね(笑)
P:そうですね!今日は勉強したいと思います(笑)
C:ここでリスナーからメッセージもいただいております!
「元々Vtuberが好きだったのでコロナ関係なくずっと見ていました。特にキズナアイちゃんのVRライブは常にチェックしています。現実世界でのライブが出来ないので、むしろVtuberが主流になりつつあるのかも!?」
と頂きました。
P:すごい見解ですね!
C:DJもVtuberでは無いですけれども、似たようなことができそうですよね?
P:そうですね、できますね!
C:VRってゴーグルで見る人もいれば、まだまだ2Dの画面で見る人も多いような気もするんですが、MANAMIさんは自分でゴーグルをかけてチェックするんですか?
M:私が今やっているのは、ゴーグルがなくても体験できるようなVRです
P:へぇー!
M:やっぱりゴーグルってハードルが高いというか、あまりゲームとかをしない人だとそんなに身近なものではないので。となると手軽に携帯で見れる感じのVRがあっても面白いんじゃないかなと思って、そちらに力を入れている感じです。
C:そういうVRのイベントってどうやって探せばいいのかなって僕も思ってたんですが、こんなメッセージも頂いています!
ラジオネーム:no oneさんから
「VRイベントやフェスにはまだ参加したことがないので、ぜひ参加してみたいです!近いうちに開催されるオススメのイベントはありますか?」
といただきました!やっぱり気になっている人は気になっているんですね!
P:ほんとですね!
M:身近になりましたよね、グッと。お勧めのイベントに関して手前味噌なんですけれども、7月18日に名古屋でSWITCHっていうイベントがありまして、そこで私自身がVRをやります!
C:そうなんですね!詳細は番組のTwitterでもあげておきますので、是非チェックしてみて下さい!
ここでメッセージを紹介します!
ラジオネーム:みつなりさん
「新宿にあったVR ZONEのオープン当初に行きましたが、面白い体験でした。ちょっと気持ち悪くなりましたが、エンターテインメントの未来にタッチした感覚になったのを覚えています。でも自宅でVR動画を見るまでには至っていないです。おすすめのサイトとかありますか?教えて欲しいです!」
と頂きました。
僕はEDMのDJのW&WのVRライブがYouTubeにあがっていますので、ぜひ一度見て欲しいなと思います。何かオススメはありますか?
M:1番身近で言うと、私はテクノが好きなのでオランダのAwakeningsというフェスがあるんですけれども、それが今年はVRを導入してやったんですよ。実際にオランダにいるDJ達はフェス会場でやっていたんですけれども、他の国のDJたちはVRで実際のセットと同じ見た目の中でDJをしていました!
C:なるほど!もともとはオランダのフェスなんですけれども、他の国からDJを呼ぶことができないので、そのステージを再現した場所で各国のDJにはD演奏してもらうってことなんですね!
M:そうなんですよね!行けないなら作っちゃおうぜっていう発想なんですよね(笑)
それが最近の中では一番のオススメです!
P:アーカイブとか残っているんですかね?
M:残ってます!Awakeningsって検索すると出てきます!
C:AwakeningsもVRを導入してということですけれども、バーニングマンやグラストンベリーもVRを駆使して開催するとのことでしたので、そういうニュースも是非チェックしてみて下さい!
C:ここで更にゲストをお呼びしたいと思います!僕のDJの大先輩でもあり、Cafe&Dinerスタジオの代表を務め、渋谷区近隣のクラブ、DJ BARが参加する任意団体、 渋谷小箱連合会=Shibuya Smallclub Unitedの運営に携わっております、
佐野真久さんです!よろしくお願いします!
佐野真久さん(以下、S):よろしくお願いします!
P&M:よろしくお願いします!
C:佐野さんには僕が大学生の頃からお世話になっておりまして(笑)
S:そうだね(笑)随分、長いね!
C:DJブースでマイクで喋るDJを初めて見たのが佐野さんなんですよね(笑)
S:ははは(笑)
C:僕の今のラジオに影響を与えたのは佐野さんかもしれないです!
S:マジっすか!でもね、酔っ払ってて覚えてないんだよね(笑)
P:ははは(笑)
C:今でもよく覚えていますけど、OTOのDJブースで酔っ払ってMCしていました(笑)
そんな長い付き合いの佐野さんですけれども、渋谷の宇田川町にCafe&Dinerスタジオをオープンされて、今年で15年ですか?
S:今年の5月で15周年だったんですよ!1月からずっと「Road to 15周年」みたいなイベントを5月に向けてやってきたんですけど、3月で出来なくなってしまって。結局、アニバーサリーもやれず終いだったんですよね・・・。
P:いやー、同じようにアニバーサリーをやれなくなってしまったお店が多かったみたいですよね・・・。
C:WORLD MARKETZとしてはそういう実際の現場の声もお伝えしていくべきなんじゃないかなと思っております!DJのイベントなどは再開されているんですか?
S:Cafe&Dinerスタジオは6月1日から徐々にセレクターという形でDJにも協力をしてもらいながら、通常営業の中で音楽を流してもらったりという形で再開はしていますね。
C:いわゆる時間などの営業形態はどんな形なんですか?
S:緊急事態宣言が明けるまでは、ほとんどできていなかったです。明けてようやく少し告知もできるようになったかなという感じなんですけど、まだまだ現状はかなり難しい状態ですね。
C:僕も明けた6月19日にちょうどDJをやりましたが、クラブ側も除菌や換気をしっかり行い対策を徹底している印象だったんですが、佐野さんのお店では気をつけていることはございますか?
S:僕のお店はキャパは60人くらいなんですが、15人の少人数に制限しています。もちろん入り口での消毒やマスクの着用を徹底し、換気もしながら。あとはアルコールで共有スペースを消毒したりと配慮をしながら、何とかやってはいますね。
C:その辺はすごく大変なところですよね。
渋谷小箱連合会という団体についてリスナーの皆さんにご紹介できたらと思うのですが。どういう団体なんですか?
S:今まで渋谷の小箱と言われる小さいクラブに携わっている人たちの連合会のようなものはなかったので、コロナの中で発信していくツールみたいなものが無かったんですよね。渋谷にあるCLUB BALLの副代表の宮崎さんに発起人になってもらい、色んな小箱に声を掛けながら今は16店舗で連合会という形でやらせてもらっています。
内容としては、コロナの影響でクラブの営業自粛期間にクラブカルチャーや音楽文化を絶やさないという意味でも小箱の声を一つにして大きく発信していこうという形で立ち上げた連合会なんですよ。
C:凄い大事なことですよね。小箱にはDJでも大変お世話になってきていますので。
P:そうですよね。
C:具体的には渋谷小箱連合会ではどんなことを話し合われているんですか?
S:渋谷小箱連合会の方でYouTubeチャンネルを立ち上げたり、Tシャツや各店舗で使えるドリンクチケットの販売などを通して、コロナが明けてからスムーズにお客さんに戻ってきて貰えるように、小箱の存在を少しでも発信していけたらなということで各店舗協力しながら進めている感じですね。
P:素晴らしいですね!
S:そういう風に動いていける組織が今まで無かったので、これを機にコロナだけではなく、色んな局面で団結していければ良いなというのが今後の渋谷小箱連合会の進むべき道なのかなと思っています。
C:やっぱり小箱には小箱の良さがありますよね!僕も若かりし頃にとてもお世話になって、そこでDJを覚えたり、DJの格好良さに触れましたからね。小さいからこそ有名なDJとすぐに喋れたりできたりもしますからね。大人になってからも、さらっと飲みたい時とかに佐野さんのところに行ったりしますからね。佐野さんは酔っ払って覚えていないかもですが(笑)
S:大体記憶ないからね、お店では(笑)
P&M:ははは(笑)
C:MANAMIさんは小箱での思い出とかありますか?
M:ありますよ!VJを始める前に通ってました!渋谷のNostyleによく行ってました!
P:あー、ありましたね!
S:懐かしい!
M:そこでいろんな人と繋がってワクワクしていた記憶がありますね!
C:やっぱり偶発的に会うっていうのはリアルじゃないとできないっていうのはありますよね!
M:そういうのを考えると絶対に無くならないものではあるなと感じますね!
C:佐野さん、これからも僕達に色々と教えてください!
渋谷小箱連合会の今後の活動についても番組で伝えていけたらなと思います!
S:是非、よろしくお願いします!
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